「米中対立」の記事一覧

台湾訪問の米厚生長官アザー、蔡英文と会談 トランプの「強い支持」を伝達

アザー米厚生長官は10日、訪問先の台湾で蔡英文総統と会談し、民主的な台湾に対するトランプ米大統領の強い支持を伝えた。また、台湾の新型コロナウイルス対応は世界で最も優れた例の1つと評価した。 アザー長官は9日に現地に到着。1979年の断交以降で最高位の高官による台湾訪問となった。 総統府で行われた会談でアザー長官は「トランプ大統領の台湾に対する強い支持と友好のメッセージを伝えに来ることができ、光栄に思う」と述べた。 今回の訪台は、経済や公衆衛生の分野で台湾との協力を強化するとともに、新型コロナ対策での...

トランプがTikTok売却で「分け前」要求 法的に可能か?

トランプ米大統領が中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に迫っている米国事業売却に関して、自ら前代未聞の要求を突き付けた。売却益の「分け前」を米政府が得るべきだというのだ。この主張は米国の法律の解釈に基づくとも言えるが、法律専門家らは正当性に異議が唱えられる可能性を指摘する。 外国からの投資が米国の安全保障を脅かすかどうかを審査する対米外国投資委員会(CFIUS)はバイトダンスに対し、米マイクロソフトへのティックトックの一部事業売却交渉に9月15...

米財務省、香港の林鄭月娥行政長官ら11人に制裁 自治侵害などで

米財務省は7日、香港の自治侵害などを理由に、香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官を含む11人を制裁対象にしたと発表した。 制裁対象となるのは、林鄭氏のほか、香港警察トップの鄧炳強(クリス・タン)警務処長や盧偉聡前警務処長、李家超(ジョン・リー)保安局長、テレサ・チェン司法長官、香港出先機関「香港連絡弁公室」トップの駱恵寧主任、香港マカオ事務弁公室の夏宝竜主任など。米国内の資産が凍結され、米国人との取引が禁止される。 今回の制裁は、中国による香港国家安全維持法の施行を受け、トランプ大統領が先月署名...

トランプ、TikTokのバイトダンスに加えWeChatのテンセントとも取引を45日以内に禁止へ

トランプ米大統領は6日、短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を傘下に置く中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)と対話アプリ「微信(ウィーチャット)」を運営する中国の騰訊控股(テンセント)との取引を45日以内に禁止する大統領令に署名した。 トランプ政権は今週、「信頼できない」中国製アプリを米国のデジタル網から排除する取り組みを強化すると表明。ティックトックとウィーチャットは米国民の個人情報に対する「重大な脅威」との認識を示していた。 大統領令は、制裁対象に指定した団体などとの米企業や米...

マイクロソフトの賭け、TikTok買収は「もろ刃の剣」

米マイクロソフトが動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を取得すれば、さまざまなリスクを背負い込みかねない。つまり大手IT企業に対する監視の目が厳しくなっているさなかに、政治的な危険が大きいソーシャルメディア事業に足を踏み入れるだけでなく、米中対立の渦にも巻き込まれてしまう。 半面、マイクロソフトにとって、傘下のビジネス向け求職交流サイト「リンクトイン」にティックトックを加えれば、今はフェイスブックやグーグルが支配するネット広告市場でより有力なプレーヤーになれる面もある。 マイク...

米厚生長官が数日内に台湾訪問へ、断交以降で最高レベル 中国外務省「断固反対する」

米厚生省は4日、アザー厚生長官が数日内に代表団を率いて台湾を訪問すると発表した。米国政府としては1979年の断交以降で最高レベルの台湾訪問になる。中国外務省は5日、米国に抗議したと明らかにした。 米厚生省の声明によると、アザー長官はトランプ大統領の代理として、台湾当局のカウンターパートのほか、新型コロナウイルス対策の担当者や専門家らと意見交換する見通し。 台湾外交部(外務省)は声明でアザー長官は蔡英文総統とも会談するとし、同長官の訪問は台湾に対する米国の確固たる支持と関係の緊密さを示していると表明し...

トランプ、TikTokのマイクロソフトへの売却交渉に45日間の猶予

複数の関係筋によると、トランプ米大統領は中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)に対し、傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を米マイクロソフトに売却するための交渉期間として45日を与えることに同意した。 バイトダンスとマイクロソフトの交渉は対米外国投資委員会(CFIUS)の監督の下に行われるという。CFIUSには買収案件を阻止する権限がある。 バイトダンス、マイクロソフト、ホワイトハウスは現時点でコメントの要請に応じていない。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソ...

米共和党の有力議員ら、中国がTikTok利用し選挙に介入する可能性懸念

米共和党の有力上院議員グループは、中国系の動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、米国の選挙に介入する可能性を分析するようトランプ政権に要請し、TikTokへの圧力を強めた。 書簡は28日付で、国家情報長官室(ODNI)、国土安全保障省(DHS)長官代行、連邦捜査局(FBI)長官に宛てた。マルコ・ルビオ氏、トム・コットン氏など、共和党の複数の有力上院議員が署名した。 議員らは書簡で、TikTokが少数民族ウイグル族の扱いを巡って中国政府に批判的な内容の動画など、一部のコンテンツを検...

ドル安で浮かび上がる「リスクオフ時の円高」

日本の連休中に円高が進んだ主因は円以外にある。米中対立激化や実質金利低下によるドル安がドライバーであり、コロナ基金創設による統合深化期待が背景のユーロ高もドル安を促した。ただ、外部要因とはいえ円高が進んだことで、リスクオフ時の円高という「残像」も浮かび上がってきた。外部要因と連動し、一段の円高が進む可能性もあるとみられている。 円高ではなくドル安 日本の連休中にまた円高が進み、ドル/円は4カ月ぶりとなる105円台半ばまで下落した。しかし、今回はドル指数が1年10カ月ぶりの安値に下落しており、連休中の...