「米安全保障」の記事一覧

【動画】バイデン大統領のこけ方はただごとではない?保守派と陰謀論者は大騒ぎ

<大統領の不調に騒ぎはつきものだが、今回は「予言」に信憑性を与えてしまう恐れも> アメリカのジョー・バイデン大統領が3月19日金曜日、大統領専用機エアフォースワンに乗り込む際にタラップでつまずく一幕があった。バイデンに批判的な人たちはこれを格好の機会と捉え、米軍の最高司令官でもある同氏の健康状態について辛辣にコメントした。 保守派は週末、大統領の健康状態についてさまざまな主張を繰り広げ、つまずいた一件を「空恐ろしい」「嘆かわしい」などと断じた。その内容は、ドナルド・トランプ前大統領が、2020年の大...

米ギャラップ調査、中国とロシアに対する好感度が歴史的低水準に

<米政府と同様、有権者もアメリカの覇権に挑む中国とロシアを警戒> アメリカで実施された最新の世論調査によれば、ロシアと中国に対する米有権者の好感度は、歴史的な低水準に落ち込んでいる。ジョー・バイデン米大統領は、いずれも核保有国である両国に、勢力争いを挑む構えを見せている。 ギャラップ社が実施した世論調査では、中国に対して好意的な見方をする米国民の割合は20%に、ロシアに対して好意的な見方をする米国民の割合は22%に減少。どちらの国の好感度スコアも、同社が調査を始めて以来の最低を記録した。 調査は2月...

【画像】ワシントンの治安を守る州兵が議事堂で大醜態!?

トランプ支持派の連邦議会議議事堂乱入から1週間、来週にはジョー・バイデンの大統領就任式が行われるワシントンは、異例の緊張に包まれている。武装した極右や陰謀論者やテロリストが、バイデンの大統領就任を阻止しようと虎視眈々と狙う中、ワシントンには約2万人の州兵が配備される予定だ。アフガニスタンとイラクに駐留する米兵総数の4倍、もちろんワシントンでは史上最大の規模だという。 そんななか、目を疑う写真がSNSで話題になっている。議事堂のあちこちで、反乱鎮圧用のギアをつけたままの州兵が床を埋め尽くすように寝てい...

バイデン新政権を揺さぶるロシアのハッカー攻撃

<ロシアの関与が疑われる米政府中枢を狙ったサイバー攻撃は、国際社会の安定を脅かす火種となる可能性も> 財務省や商務省、国土安全保障省など多数の米政府機関を標的とした継続的なハッカー攻撃にロシアの情報機関SVR(対外情報庁)が関与していた疑いが強まっている。 ロシア側の目的が単なる情報収集だったのか、2016年の米大統領選で行われたような米国内の攪乱を狙った動きだったのかは不明だが、バイデン新政権が発足直後から難しい対ロ外交を迫られることは間違いない。 欧米諸国とロシアの関係はロシアの野党指導者アレク...

中国、アメリカ人数万人の通信を「大量監視」か

<長年知られていながら放置されてきた国際通信網の弱点SS7を利用し、アメリカ人数万人の通信を監視している、と専門家が中国政府を告発した> 中国は、カリブ海諸国の携帯電話ネットワークを悪用して膨大な数のアメリカ人を監視している、とモバイルセキュリティの専門家が非難した。 中国の悪事を暴いたと主張するのは、カリフォルニア州に拠点を置くデータ分析会社モバイリウムのネットワークセキュリティ担当副社長だったゲイリー・ミラー。英ガーディアン紙に、世界的な通信システムの「数十年来の脆弱性」を利用したスパイ活動の証...

国防総省を骨抜きにするトランプの危険な妨害工作

<国防総省では反トランプ派の幹部がわずか2日間で4人解任・辞任した。安全保障を犠牲にしても、バイデンの政権移行に徹底抗戦する構えか> マーク・エスパー国防長官は9日、ドナルド・トランプのツイートで解任され、ジェームズ・アンダーソン国防副次官(政策担当)は10日にみずから辞任した。この事態を受けて、下院軍事委員会のアダム・スミス委員長は10日、トランプ政権は「混乱と分裂」の種をまき散らしていると述べた。 エスパーの解任とそれに続くアンダーソンの辞任から、今回の大統領選挙でジョー・バイデンに負けたことを...

トランプが職務遂行不能になったらアメリカの安全保障はどうなる?

<トランプとホワイトハウスを中心に新型コロナウイルスのクラスターが発生し、大統領をはじめ政府上層部の複数の要人が病院か隔離状態に。この緊急事態に各政府機関はどこまで対応できる?> もしもドナルド・トランプ米大統領が病気で職務を果たせなくなったら、アメリカの安全保障と外交関係はどうなるのか。テロ攻撃や戦争勃発のような危機は何の前触れもなく発生する可能性があるため、これは重要な問題だ。 筆者は1990年代にはホワイトハウスで行政管理予算局の上級スタッフを務め、15年にわたって国土安全保障と外交政策につい...

トランプの新型コロナ感染が安全保障に及ぼす4つのリスク

<健康問題から国民の目を逸らすためなら他国に軍事攻撃も始めかねないが、アメリカの主な敵国はトランプ政権の4年の間に好き勝手なことを始めている> 新型コロナウイルスに感染したドナルド・トランプ米大統領の病状が、今後どうなるのかは誰にも分からない。だがトランプの感染が、アメリカの安全保障に幾らかの影響を及ぼすことは避けられないだろう。外交政策に及ぶ影響については、さらに予測が難しい。トランプ政権にはそもそも「正常な基準値」がないから、それが狂った時のひずみが推測できないのだ。いずれにせよ、トランプの新型...