「米民主党」の記事一覧

トランプを批判し「狙われた」美人知事のさらなる受難

<ホイットマー知事の拉致を企てた容疑者たちの襲撃訓練動画を検察が明らかにした。大量の武器は、州政府を転覆し、州議会をも襲うためのものだった可能性もある。これに対してトランプ陣営が持ち出したホイットマーの「トランプ暗殺計画」の証拠とは> 米ミシガン州でグレッチェン・ホイットマー州知事(民主党)の拉致を企てていた極右グループは、武器を集めて銃撃訓練を行い、暗号化されたSNSでホイットマーを「処刑する」相談までしていたことが明らかになった。ミシガン州政府を転覆し、州議会を襲撃する計画もあった。この事件では...

バイデン勝利にラティーノ票の不安 民主党がハートをつかみきれない訳

<激戦州に多く暮らす中南米系有権者──その支持獲得が4年前の二の舞いを回避するには重要だが、バイデンは彼らのハートをつかめていない。障壁となっているのは> 米大統領選で反ドナルド・トランプの大波に乗る民主党候補が各種の世論調査で優勢を保ち、特にラティーノ(中南米系)有権者の間では3分の2の支持を集めています──というのは4年前のヒラリー・クリントンの話。それでも彼女は勝てなかった。 二の舞いはごめんだから,民主党陣営は改めて気を引き締めている。11月3日の投票日は目前に迫り、手段を選ばぬ現職トランプ...

米民主副大統領候補ハリス、18日まで遊説取りやめ スタッフがコロナ感染

米民主党副大統領候補のカマラ・ハリス氏は、選挙スタッフの1人が新型コロナウイルス検査で陽性反応を示したため、18日まで遊説活動を取りやめる。同党の大統領候補バイデン氏の陣営が15日、明らかにした。 ハリス氏自身は14日の検査で陰性だった。今日中に改めて検査を受ける。この日はノースカロライナ州を訪れる予定だった。 陣営によると、14日夜遅く、ハリス氏の広報を担当するリズ・アレン氏のほか、航空機の乗務員1人が検査で陽性を示したと判明。2人は、ハリス氏が8日にアリゾナ州を訪問した際に同行していたが、陽性反...

トランプ陣営、郵便投票箱など監視 民主優勢地区に「軍団」動員し不正をチェック

11月の米大統領選を控え、共和党は期日前投票所や郵便投票専用の投函箱を監視するとして、志願者を大規模に動員する構えだ。トランプ大統領は有権者の不正行為がまん延するという根拠のない主張を行っており、そうした主張を裏付ける証拠を見つけようというのだ。 ペンシルベニア、フロリダ、ウィスコンシンといった激戦州で、共和党の投票監視人らが不正探しに乗り出す。特に目を光らせようというのが、新型コロナウイルス感染の大流行で利用が拡大する郵便投票だ。この活動に関わる党幹部ら20人余りが明らかにした。 幹部らは、これま...

米カリフォルニア州、共和党に大統領選「非公式」事前投票箱の撤去を命令 共和党側は同意せず

カリフォルニア州当局は12日、大統領選挙を巡り、共和党カリフォルニア州支部の幹部らに対し「非公式で未承認の」事前投票用紙の回収箱の撤去を命じる通知書を送った。共和党が少なくとも3郡に投票箱を設置したことが選挙法に違反するとしている。 同州の選挙管理当局はこれまで、事前投票用紙の回収箱は郵送よりも確実な上、投票日の投票所の混雑や郵便サービスの遅延を心配しなくてもいいとしてメリットを主張してきた。 ただ、同州のパディーラ州務長官とバセラ司法長官(どちらも民主党)は、電話会見で、カリフォルニア州では、投票...

米民主党の追加経済対策で注目される「バイデントレード」の死角 株高・金利上昇シナリオは万全か

金融市場は米大統領選でのバイデン氏と議会選挙での民主党優位を織り込み、財政拡大観測による株高・金利上昇となっているが、いわゆる「バイデントレード」を疑問視する声も少なくない。富裕層や企業に対する増税は本質的に株安要因であるだけでなく、選挙の行方も最高裁裁判事の増員問題などで依然予断を許さないためだ。 トレード内容が変質 シナリオの中身が変わった。以前はトランプ氏勝利であれば株高・債券安、バイデン氏勝利なら株安・債券高という予想が主流であったが、ここにきてバイデン氏勝利でも株高・債券安(金利上昇)とい...

コロナ感染のトランプを「罷免」できる? 憲法修正第25条とは何か

<トランプのコロナ感染に関する情報を明かさないホワイトハウス......議会はトランプ「罷免」に向けて動くのか> 新型コロナウイルスに感染したドナルド・トランプ米大統領が職務遂行能力への懸念が高まるなか、民主党のナンシー・ペロシ下院議長は8日、大統領の「罷免」について規定した憲法修正第25条について議論することを明らかにした。 下院民主党は9日、同条に基づいて、大統領に職務遂行能力があるかどうか判断する議会委員会の設置を提案する。 同条第4項では、大統領が例え拒否しても、副大統領に加えて、閣僚メンバ...

ケネディ対ニクソンから60年 アメリカ大統領選討論会の軌跡

共和党の現職ドナルド・トランプ大統領と民主党のジョー・バイデン候補は、29日、大統領選に向け、テレビでの討論番組で対決する。テレビ討論は、現代の米国政治史において最も記憶に残る瞬間に彩られた、60年に及ぶ伝統である。 1960年 ケネディ vs ニクソン 民主党が指名したジョン・F・ケネディ候補と共和党のリチャード・ニクソン副大統領のあいだで、初のテレビ討論が行われた。ニクソン氏は病院から戻ったばかりで、テレビ出演用のメイクも拒んだことから無精髭が目立った。7000万人の視聴者は、両候補の言葉よりも...

アメリカ大統領選、下院投票で決定も ペロシ議長が民主に結束呼び掛け

米民主党のペロシ下院議長は、大統領選で民主党のバイデン候補もトランプ大統領も圧倒的な勝利を収めなければ、議会が結論を出すというシナリオに備えるように民主党に呼び掛けている。 ペロシ氏は民主党下院議員宛ての書簡で、トランプ氏の最近の発言について、11月3日の大統領選でどちらの候補者が最低270人の選挙人を獲得したかが明確でなければ、下院に判断が委ねられることを示唆すると指摘した。 トランプ氏は繰り返し、郵便投票の安全性に疑問を呈してきた。今年は新型コロナウイルスの影響で郵便投票を選ぶ投票者が多いとみら...

運命の大統領選、投票後のアメリカを待つカオス──両陣営の勝利宣言で全米は大混乱に

<民主党が勝てば共和党は郵便投票で不正があったと主張し、共和党が勝てば民主党は支持者の投票が妨げられたと主張する――分断と対立が激化するなかで行われる選挙が両陣営のなじり合いに終わったら...。本誌「米大統領選2020:トランプの勝算 バイデンの誤算」特集から> 米大統領選に併せて実施される連邦議会選に向け、今年6月23日にニューヨーク州で行われた民主党の予備選では大番狂わせがあった。党内左派の新人ジャマル・ボーマンがベテランの現職エリオット・エンゲル下院議員を下したのだ。 もっとも、正式に結果が出...