「米民主党」の記事一覧

米民主主義の危機 大統領選で敗北してもトランプは辞めない

<大統領選挙で負けたら辞めるか、という質問に「単純にイエスとは言えない」「不正が行われるかもしれない」と、このまま居座る気満々。コロナ対策の郵便投票を不正の温床と批判しているのも、辞めないための狡猾な伏線だ> ドナルド・トランプ大統領が11月の大統領選で負けても辞めない可能性を考えて、米国民は備えをしておかなければならない――反トランプを掲げる非営利団体「スタンドアップ・アメリカ」はこう訴えている。 トランプは7月19日に放送されたFOXニュースのインタビューの中で、選挙に敗れたらどうするかという度...

米大統領選を争うトランプとバイデン 人種問題と刑事司法で姿勢は対照的

11月の米大統領選を争う共和党のトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領は、米国の人種格差と刑事司法の問題を巡っての見解と言動がまったく対照的だ。こうした問題は大統領選で際だった争点となっている。 両氏の姿勢とその背景を次に記す。 人種問題 バイデン氏によれば、今回の大統領選への出馬を決めたきっかけは、2017年にバージニア州シャーロッツビルで起きた白人至上主義者と反対派の衝突事件に対し、トランプ氏が「双方に」責任があると発言したことだ。こうした物言いは、トランプ氏が人種攻撃をするときの典型的なパ...

トランプ、この夏フロリダ州ジャクソンビルで大統領候補指名受諾へ

米共和党全国委員会は11日、トランプ大統領が11月の大統領選に向けて同党の候補指名を正式に受けるイベントを今夏にフロリダ州ジャクソンビルで開催すると発表した。 党の公認候補を正式に指名する共和党全国大会は元々、ノースカロライナ州シャーロットで開催が予定されていたが、同州の知事が新型コロナウイルス対策のソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)を大会にも適用する考えを示したのにトランプ氏が反発し、他州への変更を求めていた。 共和党全国委のロナ・マクダニエル委員長は声明で、共和党全国大会の正式行事は...

米民主バイデン「マスクしないトランプは本当のばか、人命喪失招く」

米大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領は26日、トランプ大統領が最近の公のイベントでマスクを着用しなかったことについて「本当のばか」だと批判し、大統領が率先してマスクを着用しないために人命が失われていると主張した。 バイデン氏は25日、マスクを着用してメモリアルデー(戦没将兵追悼記念日)のイベントに出席、3月以来初めて公の場に姿を現した。トランプ氏はバイデン氏のマスク姿の写真をリツイートし、自分が「公の場でマスクを着用したがらない理由がこれで分かるだろう」とのコメントを付けた。 ト...

ブルームバーグ前NY市長、大統領選でバイデンに270億円規模の資金支援検討か

米CNBCが15日報じたところによると、富豪のブルームバーグ前ニューヨーク市長は、11月の大統領選で民主党候補指名を確実にしたバイデン前副大統領を支援するため、大規模な資金援助を行うことを検討している。 複数の関係者の話として報じた。 ブルームバーグ氏はバイデン氏を資金面で支援する方針を固めたが、献金先をバイデン氏寄りの特別政治活動委員会(スーパーPAC)とするか、バイデン氏と民主党全国委員会の共同の資金調達委員会とするか、他の独立系のグループとするかは未定という。 大統領選では、再選を目指すトラン...

トランプ、新型コロナウイルス対応で民主党州知事を批判 経済活動再開巡り対立

新型コロナウイルス感染拡大によって休止状態にある米経済活動の再開を巡る大統領と州政府の対立が続く中、トランプ大統領は17日、新型コロナ感染症への対応を巡り野党民主党の州知事を批判した。 トランプ大統領はツイッターへの投稿で、ミシガン、ミネソタ、バージニア各州の民主党知事に対し、州を「解放するよう」要求した。これら3州では新型コロナ感染防止に向けた厳格な自宅待機措置などに対する批判が高まっており、抗議デモも発生している。 新型コロナ流行が最も深刻なニューヨーク州のクオモ知事とトランプ大統領による不和も...

米大統領選挙、民主党バイデン支持がトランプを依然リード

ロイター/イプソスが13─14日に行った世論調査によると、トランプ大統領(共和党)の支持率が前週から5%ポイント上昇した。ただ、登録有権者の中では、民主党候補指名が確実なバイデン氏を11月3日の大統領選で支持するとの回答が、引き続きトランプ氏を僅差で上回った。 調査では、有権者が候補者の経済、医療制度、移民に関する公約よりも新型コロナウイルス危機への対応に注目していることが示された。 また、危機下での国の指導者としてはバイデン氏の方が適任との回答がトランプ氏よりも多かった。 回答者の45%がトランプ...

サンダース撤退でも国民皆保険がアメリカで実現するかもしれない理由

<コロナ禍で弱者救済の声が高まる今、皮肉にも民主党予備選から脱落したサンダース。だが78歳の反乱分子が掲げた「社会主義的政策」はアメリカの目指す目的地になった> ユダヤの民を約束の地に導きながら、自分はその地に入れなかったモーゼ。4月8日、米大統領選の民主党予備選からの撤退を表明したバーニー・サンダース上院議員はその社会主義者版だ。 新型コロナウイルスが猛威を振るうなか、民主党ばかりか共和党とトランプ政権も、いや世界中の多くの国々がサンダースの目指した約束の地を目指そうとしている。 非妥協的で自分の...