「米軍事」の記事一覧

米軍の艦船で謎の火災、米中緊張の南シナ海戦略に大打撃

噴き上がる炎と戦うのは、カリフォルニア州サンディエゴの米海軍基地に停泊中の強襲揚陸艦ボノム・リシャール。 7月12日に火元不明の火災に「強襲」され、4日にわたり炎上した。 63人が負傷し、艦内部が大破するなど被害は甚大。 南シナ海での中国との緊張が高まるなか、最新鋭の戦闘機を搭載できるように改修中だった艦船の長期戦線離脱は、米軍にとって手痛い打撃だ。 <2020年8月4日号掲載> 【関連記事】 ・米中衝突を誘発する「7つの火種」とは ・中国は「第三次大戦を準備している」 ・限界超えた米中「新冷戦」、...

孤軍奮闘する台湾を今こそ支援せよ

<中国の圧力により、コロナ対策で有益な教訓を持つ台湾がWHOに参加できずにいる事実は、世界に損失をもたらした。アメリカは台湾の国際社会への参加を後押しし、軍事や通商関係も一層強化すべきだ。本誌「台湾の力量」特集より> WHO(世界保健機関)とテドロス・アダノム事務局長は、新型コロナウイルス危機が始まって以来、このウイルスに関する中国政府のプロパガンダを受け入れ、拡散させてきた。そして、5月にテレビ会議形式で開催されたWHO総会でも、ある贈り物を中国共産党政権に送った。この総会に台湾がオブザーバーとし...

米軍ドローンによるイランのソレイマニ司令官殺害は「非合法」=国連調査官

2020年1月、米軍が無人機攻撃でイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官ら10人を殺害したことについて、国連人権調査官は7月6日、国際法違反との見解を示した。 超法規的・即決・恣意的殺害に関する国連特別報告者として、この問題を調査したアグネス・カラマール氏は報告書で、米国はソレイマニ司令官の車列への攻撃を正当化するような、米国の利益への攻撃が続いている、あるいは差し迫っていることを示す十分な証拠を出せなかったと指摘。米軍による攻撃は国連憲章違反だとした。 また、武装無人機による標的型...

米海軍、南シナ海で空母2艦が軍事演習 同時に演習中の中国への「対抗」は否定

米海軍は、空母2艦が南シナ海で4日に軍事演習を行ったと発表した。同海域では領有権を主張する中国も現在、軍事演習を行っており、米国防総省や近隣諸国は非難する声明を発表している。 海軍の声明によると、演習を実施したのは空母「ニミッツ」と「ロナルド・レーガン」。「自由で開かれたインド太平洋地域を支援するため」という。具体的な実施場所は明らかにしなかった。 空母の演習について先行報道した米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ロナルド・レーガン空母打撃群の司令官を務めるジョージ・M・ウィコフ...

アメリカ、今年の環太平洋合同演習に中国ではなく台湾を招待か

<南シナ海や台湾をめぐる米中対立が激しさを増す中、世界最大の海軍演習には台湾を招くよう米上院軍事委が要請> 台湾外務省は6月26日、米上院軍事委員会に所属する議員らに対し謝意を表した。台湾の英字紙タイワン・ニュースが伝えた。今年の米国防権限法の草案に、世界最大の海軍演習である環太平洋合同演習(リムパック)に台湾を招待することが盛り込まれたからだ。 23日に公表されたこの草案では、「必要に応じてリムパックや(カリフォルニア州)フォートアーウィンの国立訓練センターにおける合同訓練や2カ国の海軍演習や訓練...

米ワシントンDCの州兵、記念碑保護支援に向け武器庫で待機

米当局は24日、ワシントンDCの州兵約400人が歴史的な記念碑の保護に従事する公園警察などを支援するために待機していると発表した。 声明では、ワシントンDCの州兵は内務長官の要請を受け活動を開始し、「重要な記念碑に対するあらゆる破壊行為を防ぐために公園警察の支援に当たる」と指摘。路上には出ていないが、武器庫で待機しているとした。 22日夜に抗議活動家がホワイトハウス近くにある第7代米大統領アンドリュー・ジャクソン氏の銅像を倒そうとしたことを受け、トランプ大統領は23日、「こうした行為は、平和的な政治...

トランプ、駐独米軍を一部ポーランドへ ドゥダ大統領と会談で

トランプ米大統領は24日、ポーランドのドゥダ大統領とホワイトハウスで会談し、今後の防衛協力について議論した。新型コロナウイルスの感染拡大後、ホワイトハウスでの首脳会談は約3カ月ぶりとなる。会談後に開いた共同会見でトランプ氏は、削減方針を決めたドイツ駐留米軍について、一部をポーランドへ再配置する可能性があるとした。トランプ氏はドイツ駐留米軍の財政負担が大き過ぎる上、ドイツがロシアからエネルギー資源の輸入を計画していると批判し、駐留米軍を削減する方針を示している。会見でトランプ氏は、「(削減する部隊の)...

トランプ、ドイツ駐留米軍削減を明言 防衛費負担で独に不満

トランプ米大統領は15日、ドイツに駐留している米軍の規模を約9500人削減し、2万5000人とすると表明した。北大西洋条約機構(NATO)同盟国のほか、国内では議会共和党からも反対の意見が出る可能性がある。トランプ大統領は記者団に対し、ドイツはNATO加盟国に求められる防衛費を拠出していないと指摘。防衛費を増加させない限り、米国は駐独米軍の規模を縮小させると述べた。「米国がドイツを守っているのに、ドイツは義務を履行していない。これでは筋が通らない。それ故、軍兵士の数を2万5000人に減らす」と述べた...

トランプ「米兵の仕事は米国の国益を守ること」 駐独米軍撤退計画を擁護

イツからの撤兵問題で批判を受けているトランプ米大統領は13日、当地の陸軍士官学校の卒業式で演説し、米軍の仕事は「米国の存亡がかかった国益」を守ることであり、「終わりのない戦争」を戦うことではないと指摘した。 大統領は、卒業生の将来の仕事は、「多くの人が聞いたこともないような遠い地の古代の戦闘を解決することではない」、「我が国を敵国から強固に防衛することだ」などと述べた。 これまでに大統領は、シリアから米軍を撤退すさせるともに、世界の同盟国に対し、自国防衛に貢献する米軍駐留への支出拡大を求めている。 ...

米空母セオドア・ルーズベルトの新型コロナ感染、乗組員6割に抗体確認

米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」艦内での新型コロナウイルス感染に関する調査で、乗組員の約6割から抗体が確認されたことが、当局者2人の話で分かった。 海軍と疾病対策センター(CDC)は4月、ウイルスの存在に対する免疫システムの攻撃反応によって作られ、一定期間血液中にとどまる特定の抗体の存在を調べるため、血清検査の実施を開始した。 4月時点で新型コロナに陽性反応を示した乗組員は1100人超と、全体の25%未満だった。 コロナ感染による死亡者は1人。また他にも数人が入院した。一方、健康で若い乗...