「米軍撤退」の記事一覧

アフガニスタンはなぜ混迷を続けるのか、その元凶を探る

<大国の支配と反乱を繰り返した悲劇の国家。その原因は外国の分断統治か、辺境国家の宿命か> 「帝国の墓場」の異名を持つアフガニスタンで、また1 つ「帝国」が敗れた。超大国アメリカである。 イスラム主義勢力タリバンの「復活」は何を意味するのか。なぜこの国では混乱が収まらないのか──。その答えは、アフガニスタン人とは何者か、アフガニスタンとはどのような国かを理解せずに(あるいは知りながら)、近代的な領域国家の概念で管理せんとした大国による分断統治にヒントがあるだろう。 イギリスのノーベル文学賞作家ドリス・...

バイデンは老い過ぎている、そのせいで人が死ぬ

<英紙の保守派論説委員が、アフガニスタンでの失敗はバイデンがかつての才能を使い果たした老人であることを示していると痛烈批判> イギリスで発行部数最大の新聞デイリー・テレグラフが社説で、ジョー・バイデンはアメリカの大統領を務めるには「使い果たし」「老い過ぎている」と言い切った。 アフガニスタンからの性急な米軍撤退でイスラム主義組織タリバンの想定外の復権を招いてしまったことで、バイデンはさんざんメディアの批判を浴びてきたが、78歳というバイデンの年齢を槍玉に挙げた媒体はこれまでほとんどなかった。 テレグ...

アフガン撤退は愚かな判断と英ブレア元首相が批判

<アメリカと共にアフガン戦争に参戦した当時の首相トニー・ブレアはアフガニスタンを見捨て、タリバンの復活を許したバイデンの判断を酷評した> 2001年9月11日に起きたアメリカ同時多発テロの後、アメリカと共にアフガニスタン攻撃を決断し、自らも軍隊を送ったイギリスのトニー・ブレア元首相は、アフガニスタンから撤退したジョー・バイデン米大統領の決定を「愚か」と評し、「世界中のすべてのイスラム過激派組織が歓声を上げている」と警告した。 ブレアは8月21日、自身が主宰する研究機関のウェブサイトにエッセイを寄稿し...

トランプ:米軍撤退の前にアフガニスタンの基地を「木っ端微塵に」すべきだった

<アフガニスタンにタリバン支配を復活させたバイデンの米軍撤退をトランプが批判> アフガニスタンのイスラム主義タリバンが8月15日に電光石火の速さで首都カブールを陥落させてから、ドナルド・トランプ前大統領がバイデン政権に対する批判をここぞとばかりに強めている。トランプは19日、ジョー・バイデン大統領の米軍撤退が早過ぎたと批判した。軍を撤退させるのはすべてが終わってからにすべきだった、という。 米軍撤退の間隙を縫ってタリバンがアフガニスタンの実権を握ったことに対し、バイデン政権には与党・民主党からも非難...