「米軍」の記事一覧

米海軍特殊部隊が培った「リーダーシップ論」が、仕事や生活に役立つと言える訳

<著者は「イラクの自由作戦」において、ラマディで任務に就いていた元将校。米ネイビー・シールズ伝説の指揮官が明かす「桁外れ」な成果を出すチームのリーダーに必要な信条と、その応用法とは。全米230万部のベストセラー『米海軍特殊部隊(ネイビー・シールズ)伝説の指揮官に学ぶ究極のリーダーシップ』の序文を2回に分けて転載する(後編)> 前編より続く:全米230万人が読んだ、イラクの戦場で生まれたリーダーシップ論 私たちはジョッコ・ウィリンクとリーフ・バビン。「イラクの自由作戦」において、イラク・ラマディで共に...

全米230万人が読んだ、イラクの戦場で生まれたリーダーシップ論

<戦場で流れた血の上に築き上げられた「究極のリーダーシップ」とは何か。「伝説の指揮官」はなぜそれを明かすことにしたのか。2015年刊行以来、全米230万部のベストセラーとなり、世界29言語で刊行されている『米海軍特殊部隊(ネイビー・シールズ)伝説の指揮官に学ぶ究極のリーダーシップ』の序文を2回に分けて転載する(前編)> 「ある日、おれは......」 美化された戦争の体験談の多くは、そんな言葉から始まる。ネイビー・シールズのチームで、尾ひれをつけた体験談を語ると、みんなから茶化される。シールズ隊員は...

中国軍事評論家、日本を「核の先制不使用」の例外にせよと主張──いったん削除された動画が再浮上

<日本が台湾問題に首を突っ込むなら「核攻撃しろ」という衝撃動画を、地方の中国共産党委員会が再公開> 中国北西部の共産党委員会が日本を標的とする核攻撃動画をネット上で再公開した。 この動画は7月11日に中国の動画投稿サイト・西瓜視頻に個人のユーザーがアップし、広く拡散したもの。いったんは削除されたが、地方当局による再公開でまたもや多数の「いいね!」を集めている。 再公開に踏み切ったのは陝西省宝鶏市の共産党委員会だ。中国は核を持たない国には核攻撃を行わないと宣言しているが、日本が台湾問題に首を突っ込んだ...

バイデンはアフガン人戦争協力者を見捨てなかった

<9.11テロの20周年を前に米軍が撤退した後、タリバンの報復を受けることを恐れていた現地協力者は、特別なビザで空路、国外退避することになった> 8月末までにアフガニスタンからの米軍撤退を完了させ、9.11同時多発テロ後20年続いた米史上最も長い戦争を終わらせようとしているジョー・バイデン米大統領は、現地で駐留米軍の通訳などとしてアメリカに協力したアフガニスタン人を空路で退避させることにした。米軍が去った後、米軍と戦った反政府勢力タリバンの報復を受ける恐れがあるためだ。同計画に詳しい2人の人物が本誌...

米軍の撤退と共に壊走するアフガン軍部隊 支配地域広げるタリバン

<米軍の撤退に伴い、イスラム原理主義勢力タリバンが勢力伸張。アメリカ史上最長20年間の戦争は何だったのか> アフガ二スタン治安維持部隊の隊員1000人以上が7月4日、国境を越えてタジキスタンへの撤退を余儀なくされたと報じられた。アフガニスタン北部で勢力を拡大しているタリバンの武装集団に圧倒されたかたちだ。 こうした緊張の激化は、アメリカ軍がアフガニスタンからの撤退を進める中で起きたものだ。アメリカはこれまで、2001年9月11日に起きた同時多発テロ以降、20年近くにわたって同国で戦闘を行ってきた。 ...

アジアの米軍を削減せよ──「居留守」ホットラインで圧力をかけ始めた中国

<対中防衛ホットラインの増設を主張するアメリカに対して「まずは誠意を示し中国に歩み寄れ」と要求> 中国はアメリカに対して、米中間の軍事的緊張を緩和するために、アジアに配備する米部隊を縮小して誠意を見せるよう勧告した。両国の間では今、南シナ海や台湾海峡での偶発的な衝突を回避するための信頼醸成措置について話し合いが行われている。 中国国防部の譚克非報道官は5月27日の定例会見で、ジョー・バイデン米政権の「インド太平洋戦略」は、軍事同盟や「排他的な小さな輪」を構築することで「意図的に衝突や対抗を煽っている...

米軍に協力したアフガニスタン人、アメリカに見捨てられタリバンに殺される危機が迫る

<移民ビザの発給が間に合わなければ、米軍とともに働いた現地の通訳やその家族らはタリバンに殺される危険性がある> サイゴン陥落でベトナム戦争が終結した1975年4月。南ベトナムにいたアメリカ人がヘリコプターで一斉に脱出するなか、ワシントンでは若き上院議員がこう主張していた。「1人だろうと10万人プラス1人だろうと、アメリカには南ベトナム人を救出する責務は一切ない」 救出計画つぶしの急先鋒だったその議員こそ現在の米大統領、ジョー・バイデンだ。 そして、20年に及んだ戦争の末に米軍がアフガニスタンから撤退...

退役軍人124人がバイデン「ふさわしくない」と公開書簡

<今になって、高齢の大統領の「心身の健康状態」に疑問を呈し、さらには選挙結果の正統性に異を唱えた退役軍人たち> バイデン米大統領は精神的にも肉体的にも、国家のリーダーにふさわしくないのではないか──そう訴える公開書簡を、元将校級の米退役軍人124人が大統領宛てに送っていたことが先週明らかになった。 この書簡では、民主党のペロシ下院議長が1月に大統領の核兵器使用の専権に介入した件を例に挙げて、指揮系統が混乱すれば敵対する核保有国に危険なシグナルを与えかねないと指摘した。 軍の最高司令官は「日夜、どこに...

米軍アフガニスタン撤退…どれくらいの国民が支持している? トランプの反応は?

<今年の9月11日までにアフガニスタンから米軍を完全に撤退させるというバイデン政権の方針について、有権者はどう考えているのか?> 米同時多発テロから20周年に当たる9月11日までに、アフガニスタンから米軍を完全撤収する──。バイデン米大統領が4月14日にそう発表して以来、議会共和党は「敵前逃亡であり、重大な過ちだ」(ミッチ・マコネル上院院内総務)などと猛反発している。 だが意外な人物から賛同の声が上がった。トランプ前大統領だ。9月では遅いと小言を並べつつも、アフガニスタン撤退は「ワンダフルで、ポジテ...

英「クイーン・エリザベス」空母打撃群がインド太平洋に、米駆逐艦が合流、日本にも寄港

<米中、米露の緊張が高まるなか黒海やアジアでの任務参加に込めた警告のメッセージ> 米中、米露の緊張が高まるなか、5月にイギリスが最新鋭空母「クイーン・エリザベス」を中心とする空母打撃群をインド太平洋に派遣する。米海軍の駆逐艦が随伴を予定している。 英国防省は4月26日、「クイーン・エリザベス」率いる空母打撃群が5月にインド、日本、韓国やシンガポールを訪れると発表。米ミサイル駆逐艦「ザ・サリバンズ」がこれに参加することを明らかにした。アーリーバーク級の同駆逐艦は、空母打撃群に防空能力や対潜水艦能力を提...