「米軍」の記事一覧

中国の台湾侵攻に備える米軍の「台湾駐屯」は賢明か 

<このままでは敗北するというアメリカ側に対し、米軍が台湾に戻れば戦争だと中国> 米海兵隊のウォーカー・D・ミルズ大尉は、米陸軍大学発行の軍事誌「ミリタリーレビュー」最新版で、米軍は台湾に駐屯すべきだとする論文を発表。これに中国共産党機関紙系のタブロイド紙「環球時報」の編集者・胡錫進が、ツイッター上で強い反発を表明した。 ミルズは論文の中で、東アジアのパワーバランスがアメリカや台湾から中国寄りに傾きつつあると指摘。アメリカに「台湾の主権を守る決意があるならば」、台湾に地上軍を駐屯させることを検討すべき...

尖閣問題への米軍介入で中国軍との戦闘は不可避──仮想「東シナ海戦争」の結末

<米シンクタンクの机上演習が示す日米共闘のシナリオと米中対立の血みどろの惨劇> 2030年。東シナ海にある日本の島を、中国軍部隊が占領した。日本は両用戦タスクフォースを派遣し、直ちに到着した米軍の軍艦や航空機が同行する。 日本を支援せよ。ただし、中国軍部隊との戦闘は回避せよ──それが米軍側の指令だった。 そのもくろみはたちまち崩れる。ワシントンのシンクタンク、新アメリカ安全保障センター(CNAS)が実施した机上演習によると、米軍が介入すれば、中国軍部隊との交戦を避けることは不可能だ。 「危険なゲーム...

台湾有事を想定した動画を中国軍が公開

<台湾海峡を挟んだ米中の対立が激しさを増すなか、中国軍は「今日、戦争が始まったら中国はどう対応するか」の動画を投稿した> 米中の緊張が高まる台湾海峡でもし戦争が勃発したら、中国はどう戦うのか。中国軍の地域司令部は、緊急事態を想定した宣伝動画を公開した。 ソーシャルメディアサイトの新浪微博(ウエイボー)で動画を公開したのは、人民解放軍(PLA)の東部戦域司令部。冒頭に「もし今日、開戦したら...これがわれわれの答えだ」というタイトルが現れ、背景に流れる軍歌の歌詞が戦闘への準備が完全に整っていることを強...

アフリカで外国による軍事基地建設ラッシュが起きているのはなぜか

<欧米諸国だけでなくアジアや中東の国々も競うように軍事拠点を確保している> 8月下旬、ケニアの民兵組織が隠密作戦によって、複数のテロ容疑者を夜間に襲撃・殺害していたことが報じられた。報道は、アメリカとケニアの外交・諜報当局者へのインタビューに基づくものだった。 問題の民兵組織は、アメリカとイギリスの諜報当局者たちから訓練や武器などの支援を得ていた。 報道によれば、2004年以降、米CIAはケニアで一般市民の目に触れることなく作戦を展開している。標的の特定、追跡と居場所の特定においては、MI6(英国情...

中国の新型ステルス戦闘機FC-31の飛行写真?がウェイボーに出現

<中国で開発中の第5世代ステルス戦闘機FC-31の姿がはっきりわかる画像がソーシャルメディアに登場した。アメリカのライバルF-35との違いは> 中国の新型ステルス戦闘機の画像がソーシャルメディアで公開された。未確認ながら、中国政府がアメリカの最新鋭ステルス戦闘機F-35のライバル機として開発を続けている戦闘機の全貌が最もよくわかる画像かもしれない。 サウスチャイナ・モーニング・ポストは7日、中国瀋陽飛機工業集団が製造するFC-31ステルス戦闘機の試験飛行中の画像が、中国のソーシャルメディア微博(ウェ...

アラスカ漁船がロシア艦隊と鉢合わせ、米軍機がロシア軍機6機を牽制

<ベーリング海でタラ漁をしていたアメリカの漁船団の前に突如、ロシア艦隊が現れ、「ここはミサイルエリア、危険、出ていけ」と命令されて、漁船団はパニックに陥った。「こんなことは許されない」はずなのだが> 8月26日、漁船数隻で漁をしていたアラスカの漁師たちは、ベーリング海の国際水域で軍事訓練を行うロシア海軍と遭遇し、ただちに米軍当局に報告した。 現場にいた漁師の一人は、28日にアラスカ公共メディア(A P M)で、あのロシア艦隊のようなものを見たのは初めてだと語った。 26日にトロール漁船ベステローデン...

米ウィスコンシン州のデモ隊銃撃でトランプが米軍を召集

<知事が非暴力を訴えても騒乱はやまず、ついに自警団がデモ参加者に発砲して死なせる事態に> ドナルド・トランプ米大統領は8月26日、ウィスコンシン州ケノーシャに連邦軍を派遣する用意があるとツイートした。ケノーシャでは警官が黒人男性に発砲した事件をきっかけに、毎晩抗議デモが行われている上、25日深夜から26日未明にかけてはデモ参加者を狙った銃撃事件が発生し、2人が死亡した。撃ったのは、「自警団」と称する武装した住民だ。 BREAKING: RIOTER HAS BEEN SHOT IN THE HEAD...

米軍の新型コロナウイルス感染者、2万人超に急増

<2月末に在韓米軍で最初の感染者が見つかってから、最初は徐々に、次には爆発的に感染が拡大し始めた> 7月第3週に入り、米軍関係者の間で新型コロナウイルスが驚くべき速度で感染を拡大させており、増加率は20%以上に達している。以前は軍隊内での感染拡大はゆっくりしたペースにとどまっていたが、今は米軍関係の感染者数は2万人を突破した。 国防総省は、アリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、ジョージア、テキサスといった軍事基地が多い州で陽性例が急増しており、これが基地内での陽性例の増加にもつながっているとの見方を示...

【南シナ海】ポンペオの中国領有権「違法」発言は米中衝突の狼煙か

<ポンペオが中国の領有権主張を「違法」と断言したことで、米中衝突のリスクは高まった。その場合、フィリピンのスカボロー礁が火種になる可能性が高い> マイク・ポンペオ米国務長官は7月13日、南シナ海での中国の海洋進出について声明を出し、南シナ海の大半を領海とする中国政府の行き過ぎた主張と、隣接する国々への威嚇行動をどちらも「違法」と宣言した。 アメリカは長年、この問題については慎重な外交的発言を繰り返してきたが、今回の宣言はこれまでで最も踏み込んだもの。今後、中国の行動に対してより厳しい報復を行う可能性...

ロシア諜報機関の汚れ仕事を担う、「29155部隊」は掟破りの殺し屋集団

<アフガニスタンの米兵に懸賞金を懸けた「29155部隊」──目的のためなら手段を選ばない秘密部隊の動向でロシアの狙いが見えてくる> ロシア軍の諜報機関である参謀本部情報総局(GRU)がアフガニスタンの武装勢力に金を渡し、現地にいるアメリカ兵を殺させている──そんな暴露記事がニューヨーク・タイムズ紙に載ったのは6月26日のこと。4日後の続報ではGRU系の銀行口座からタリバン系の口座への送金記録が存在することも明かした。 GRU──それはロシア大統領ウラジーミル・プーチンの命を受け、地の果てまでも出向い...