「結婚」の記事一覧

同性愛者であることを明かさないまま逝った母へ

<私は両親がハグやキスをするのを見た記憶がない。母が遺したメモには「レズビアン」という言葉があった> 私の母は、世間の母親たちとは違っていた。金髪で高貴なほど美しく、内省的で謎めいていて、まばゆいばかりの笑顔の持ち主だった。彼女が現れると誰もが目を奪われた。 1954年に母と出会ったとき、父は英ケンブリッジ大学で古典の研究をしていた。母は父の父親が営む家具店で事務の仕事をしていた。おばのジュディによれば、互いに一目ぼれだったらしい。 両親は父が法学を修めるとすぐに結婚した。父はイギリス中部ドンカスタ...

勃起不全(ED)患者は、心臓病や死亡のリスクが高い:米国内分泌学会

<性的機能不全は血管系の疾患が原因の場合もある。体調不良や健康状態の悪化を知らせる兆候に注意を> 高年の男性を対象とした長期的な調査により、勃起不全(ED)を訴える男性は、死亡や心血管疾患のリスクが高いことが明らかになった。米国内分泌学会の2020年の年次総会で発表され、その後学会誌に掲載された研究において、EDおよび早朝勃起不全(性的欲求の低下と関連しているとは限らないもの)が、死亡リスクの増大と関連していることが判明した。 この研究は、03年から05年にかけて欧州男性加齢研究(EMAS)に参加し...

心臓発作の再発を恐れて性行為を控えると、逆に死亡率が高まる:学術研究

<心臓発作を経験した人でも、セックスをタブー視するのはむしろ危険との調査結果が> 心臓発作の経験がある人の場合、再び発作が起きるのではないかという不安から、セックスを控えることが多いかもしれない。しかし、2020年9月に学術誌「ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・プリベンティブ・カーディオロジー」に発表された研究は、異なる可能性を指摘している。 論文著者らは、1992~93年にかけて初めて心臓発作を経験した495人を調査。これらの被験者たちは最初の心臓発作後と、その3~6カ月後の2度にわたって面談を受け...

未婚化と雇用──コロナ禍で求められる雇用の確保

<50歳男性の4人にひとりが独身という日本の未婚事情の背景には、不安定な雇用がある。孤独や将来への不安が募るコロナ禍で結婚願望は高まっているが...> *この記事は、ニッセイ基礎研究所レポート(2021年1月22日付)からの転載です。 人口減少と少子化 日本の国内総人口は、2008年をピークに減少に転じ、2019年10月時点で1億2,616万人に減少した。 国立社会保障・人口問題研究所の中位推計によれば、2053年には1億人の大台を割り込みその後も減少の一途を辿る見通しだ(図表1)。出生数も減少を続...

「この貞淑な花嫁は……男だ」 イスラムの教え強いインドネシア、ベール越しのデートで初夜まで気付かず

<甘いひとときとなるはずの初夜が気まずい雰囲気に暗転、夫が新妻に不審を抱き始めた......> インドネシアの世界的観光地バリ島の東にある西ヌサテンガラ州ロンボク島は、国際レベルのビーチリゾートと素朴なインドネシアの田園風景が続く「隠れた観光地」あるいは「喧騒のバリ島を逃れた人を癒す島」として知られている。そのロンボク島西部のスンギギビーチのある西ロンボク県のジェロゴル村で6月2日、1組の夫婦がめでたく結婚式を挙げた。 新郎、新婦側の親戚、知人そして宗教関係者らが参列した結婚式も無事終わり、新婚夫婦...