「育児」の記事一覧

性教育は妊娠・避妊だけじゃない。「性犯罪から身を守る方法」何歳からどうやって教える?

<家庭で性の知識を身につけることが必要だと、性教育サイト「命育」代表の宮原由紀氏。子どもたちはネットを性の教科書にしてしまっているし、性教育は防犯にもつながるからだ。年齢ごとに必要な知識と伝え方とは?> 「性教育を学校に丸投げしてはいけない」と、性教育サイト「命育」を主宰する宮原由紀氏は言う。 「学習指導要領」(平成29・30年改訂)によると、学校で教える性教育は、小学校4年生で思春期の体の変化を学び、5年生では男女に分かれて、体の悩みや生理用品など、より丁寧な指導を行うというもの。 学校は性教育に...

将来の理数系能力を左右する「幼児期に習得させたい」5つのスキル

<将来の学習に向けてしっかりした土台を築くために、早い段階で子供と一緒に取り組んでおきたい日常生活の工夫は> 早期の算数教育で親が果たす役割は非常に大きい。学習の役に立つおもちゃやゲームを与えることにとどまらず、日々の生活の中で算数を活用し、子供にお手本を示すことも重要だ。 親が算数を活用しているのを見て育った子供は、自らもよく算数を用いる。そうした活動が早い段階で算数のスキルを育み、それが将来の発展的な学習の土台になる。 子供が4歳くらいまでに身に付けさせたい算数のスキルが5つある。これらのスキル...

立ち直る力を持つ「強い子供」に育てる、正しい失敗のさせ方とは

<親としては子供に失敗させたくないと思ってしまうものだが、それでは失敗の経験から学ぶ機会を奪うことになる> 子供たちの繊細な自尊心を傷つけないために、彼らを失敗から守ってやろう――最近ではそんな風潮が強い。これは一見すると、理にかなっているようだ。失敗は嫌なものだし、格好悪いし、失望を味わう上にまた最初からやり直さなければならなくなる。 だが、子供たちを失敗から守ることは大きな逆効果をもたらす。それまで以上に困難に対処できなくなってしまうのだ。問題は、子供を守ろうとして彼らから学びの機会を奪ってしま...

「#ジョンインちゃん、ごめんね」 養父母による虐待死に国民が涙、BTSとARMYも追悼

<韓国社会に潜む闇に多くの国民が涙し、追悼の声は世界にも広がった> 昨年末、厚生労働省が発表した「2019年度児童相談所が対応した18歳未満の子どもへの虐待件数」は、19万3780件と過去最多だったという。日本でも度々ニュースとなる子供の虐待問題だが、今韓国では生後16カ月でその小さな命に幕を閉じたジョンインちゃんの死に悲しみの声が寄せられている。 ジョンインちゃんは、2019年6月10日に生まれた。実の両親に事情があり里子へ出され、7カ月間保護施設で暮らした後、里親の元で新しい生活が始まった。 養...

子供だってコロナストレスを感じている

<自宅待機による子供への影響は性格や年齢によってさまざまだが、大事なのは親が精神的に安定していることだ。本誌「コロナストレス 長期化への処方箋」特集より> 今年3月、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐため、自宅待機に入った6日目のこと。3歳の娘との散歩から戻るなり、夫が言った。「お隣さんに会ったんだけど、この子のおしゃべりが止まらなくてね。どうやら僕らが相手じゃ物足りないみたいだ!」 コロナ禍で子供同士の「付き合い」が断たれたことに、罪悪感と不安を覚えているのは、筆者たち夫婦だけではない。無理もな...

頭が痛いコロナ休校、でも親は「先生役」をしなくていい

<自宅学習の重荷を負う親のストレスのほうが何より危険。親が最優先に考えるべきことは、今までと変わらない。本誌「コロナストレス 長期化への処方箋」特集より> コロナ禍で子供の学校が休校になった親たちは、自宅でどう教育すればいいのかと頭を抱えている。数学なんて教えられないし、子供が勉強についていけなくなるのは心配だ。何よりフルタイムで働いた上に子供の先生役まで求められるなんて――。 そう思っているのはあなただけではない。まずは、深呼吸をして。それから大声でこう言おう。「私は子供の先生ではない。私は親だ」...

米で増える「保育難民」 働くママにコロナ禍の試練

ダイニングルームのテーブルに置いたコンピューターで「Zoom」を使った会議が始まった。しかし、その最中でも、ゾラ・パネルさんは1歳の娘サバンナちゃんをあやすためにビデオをオフにする。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が続く中、それが彼女の日常になっている。 パネルさんは3月以来、在宅勤務の傍ら、サバンナちゃんと2歳の息子ティモシーちゃんを何とか育てている。彼女が外国語学習サービス企業のマネジャーという新たな仕事を始めたのは、ちょうどオハイオ州が新型コロナウイルス感染拡大を抑えるために「ステイホー...

日本の未婚男性は長生きしないのに、女性は既婚より未婚の方が長生きする不思議

<2000年以降、出産や育児などの負担がある既婚女性よりも未婚女性の方が長生きする傾向が続いている> 日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が86歳となっている(2016年)。世界有数の長寿国で、アフリカ諸国の「人生50年」とは大きな違いがある。近い将来「人生100年」の社会になるという予測もある。 だが日本人と言っても一様ではなく、様々な生活条件の下で暮らしている人々の集合体だ。都市と農村では生活様式が違い、寿命にも差があるし、経済的に恵まれた人とそうでない人の「いのちの格差」もある。国や自治体はこ...