「自動車」の記事一覧

韓国・現代自動車がEVシフト本格化 テスラ追撃には大きな障害も

韓国の現代自動車は、早くから水素を使う燃料電池車の開発に携わってきたが、その間に米電気自動車(EV)メーカーのテスラが急速に台頭し、韓国国内を含む世界全体のEV市場を席巻していく姿を目の当たりにしてきた。そして今、テスラの牙城に、現代自動車が積極攻勢を仕掛けようとしている。 現代自は、来年と2024年にそれぞれ1本ずつEV専用の生産ラインを導入する計画であることが、同社労組内のニュースレターをロイターが確認して分かった。 また、現代自の実質トップ、チョン・ウィソン首席副会長は5月以降、バッテリーなど...

ハンズフリー化進む「自動運転」 安全や性能基準ないまま開発レース加速

「オートパイロット」、「プロパイロット」、「コパイロット」──。自動車メーカーがハンズフリー(手放し)運転を支援する新たなシステムに与えた名称はさまざまだ。だが、ここ数十年で自動車技術は大きな変革が進む一方で、従うべき安全性や性能に関する基準が存在しない。 複数の自動車産業幹部によれば、テスラの成功に刺激され、自動運転の研究に投じた数十億ドルの費用の回収を始めるため、自動車メーカー各社は、高速道路上での巡航走行など日常的な運転を自動化し、5年以内に広く普及させる計画を加速させつつある。 従来の自動車...

日産「10年ぶりの戦略車」SUV型EV来年半ば日本から発売 ブランドロゴも一新

日産自動車は15日、電気自動車(EV)「アリア」を世界で初公開し、2021年半ばに日本でまず発売すると発表した。内田誠社長は発表会で「日産の歴史の新たな扉を開く」と語った。 EVとして世界初の量産車「リーフ」に続く約10年ぶりの戦略車で、同社初の多目的スポーツ車(SUV)タイプ。補助金を引いた実質購入価格は約500万円からとなっている。欧米・中国でも投入予定で販売目標は非公表だが、複数の関係者によると、最初の1年間で約3万台を計画する。 同社はカルロス・ゴーン前会長の拡大路線による過剰設備や販売不振...

ロックダウンで事故は減っても死亡率上昇 コロナ下の世界の交通事情

この春、新型コロナウイルスのまん延に伴うロックダウン(都市封鎖)により、交通量が大幅に低下し、自動車事故の件数も減少した。だがロイターが分析したところ、いくつかの都市では、車が少なくなった道路でドライバーたちが速度を上げるようになったため、死亡事故が起きる可能性はむしろ高くなっていることが分かった。 ニューヨーク市では4月、交通事故全体に占める死亡事故の比率が前年に比べ167%上昇。同じく、シカゴでは292%、ボストンでは65%の増加となった。欧州では、スペインのマドリッドで、死亡事故の比率が470...

米テスラ、時価総額でトヨタ抜き自動車業界首位に躍進

米電気自動車(EV)メーカーのテスラの株価は1日、過去最高値を更新し、時価総額はトヨタ自動車を抜き、自動車業界のトップに躍り出た。 株価は序盤に5%上昇し、過去最高値の1133ドルを付けた。時価総額は2094億7000万ドルとなり、トヨタの時価を約60億ドル上回った。 テスラの終値は3.69%高の1119.63ドル。 時価は米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターの合計の3倍以上に膨らんでいる。 テスラ株の年初からの上昇率は163%強と、すさまじい勢いで値上がりしている。投資家は...

韓国日産は撤退、いっぽう現代自動車は日本再進出か? 

<韓国日産が2020年12月で撤退すると発表したが、コロナウイルスの影響で経営が悪化している自動車関連会社にさまざまな動きがあった......> 韓国政府は新型コロナウイルスの影響で経営が悪化している自動車関連会社を支援する特別保証に着手した。予算規模は3000億ウォンで、補正予算に加えて大企業や自治体の出資金も活用する。現代自動車が100億ウォンの出資を決め、韓国GMと自治体は出資規模の協議に入った。各銀行は既存貸付の満期を延長する。 部品メーカーが経営難で現代自動車が出荷停止に 韓国南東部慶州市...

ホンダ、サイバー攻撃でネットワーク障害 日本のほか海外4工場も稼働停止

ホンダは9日、前日に発生した社内ネットワークシステムの障害の原因がサイバー攻撃だったと明らかにした。外部から同社の内部サーバーが侵害され、ウイルスが拡散されたとみている。ウイルス拡散の影響は生産システムに及び、現在も海外の四輪車と二輪車の各2工場計4拠点の稼働を停止中で復旧を急いでいる。今のところ生産・販売・開発への影響はなく、個人情報の流出も確認されていないという。 広報担当者によると、生産システムに影響があり稼働を停止しているのは、北米(オハイオ州)とトルコの四輪車工場、インドとブラジルの二輪車...

新型コロナが促す「自動車通勤」 新車販売につながるかは不透明

新型コロナウイルス禍を背景に、ペーパードライバーを「卒業」しようとする人が増えている。人との接触が多い電車などに比べ感染リスクが低いとして車通勤を推奨する企業もあり、マイカーの価値も見直されている。自動車利用では新車購入以外にもシェアリングやリースなど複数の選択肢があり、潜在需要が新車販売の回復につながるかは不透明だ。 車移動を再評価する機運 埼玉県在住で医療機器メーカーに勤める川又亮太さん(32)はコロナを機に脱ペーパードライバーを果たした1人だ。10年以上前に免許を取得したものの、もともと運転に...

自動車会社は人工呼吸器をどうやって量産しているのか

<コロナ禍により、フォードにGM、テスラまでもが医療機器製造に名乗りを上げた。製造工程から工場の改修資金まで厚い壁があったが......。本誌「コロナ特効薬を探せ」特集より> このところ世界中の企業が、今回のコロナ禍により不足している物資や製品を補う方向に動いている。 この転換は、業種によってはそれほど難しくない。蒸留酒や香水のメーカーは、すぐに手指消毒剤の製造を開始できた。衣料品メーカーは、マスクや医療用防護服を造るのに適切な素材を調達すればよかった。 しかし人工呼吸器の場合は、そうはいかない。何...

トヨタ、国内工場は6月も生産調整 工場稼働状況まとめ

新型コロナウイルス感染拡大防止のため世界各国がロックダウン(都市封鎖)を実施していることなどにより、日野自動車を含むトヨタ自動車グループの世界生産が影響を受けている。 トヨタは15日、国内の全完成車工場において、6月中も生産調整を実施すると発表した。高岡工場第2ライン、豊田自動織機を除く全工場では、同月中の金曜日(計4日間)を非稼働日とする。田原工場をはじめとする3工場(5ライン)に関しては、通常の昼夜2シフト体制から昼のみの1シフト体制を最長で8月まで続ける。 5月18日時点の主な工場の稼働状況は...