「自然」の記事一覧

生命は落雷から誕生した? 放電がDNAの必須要素を生成:米英研究

<DNAや細胞膜などに欠かせないリンをもたらし、生命誕生に大きく寄与したのは、40億年前に頻発した落雷現象だったという。最新の米英共同研究が明らかにした...... > 驚くべき発見をもたらしたのは、地を穿つ一本の閃光だった。米中東部・シカゴ郊外のグレンエリンの街に暮らす一家は、2016年のある日、裏庭に轟音が響き渡るのを聞いた。地面には炎がくすぶり、小さな火事さながらだ。焼け焦げた土の合間からは、見たこともない奇妙な形状の岩が顔を覗かせている。隕石が墜ちたに違いないと思った一家は、地元のウィートン...

シロナガスクジラが密集した船舶との接触を恐れ右往左往する様子が調査された

<シロナガスクジラが船と衝突し、死亡するケースも確認されてきたチリ北部のパタゴニア沖を調査したところ、船を避けて右往左往するシロナガスクジラの様子がわかった...... > チリ北部のパタゴニア沖の南太平洋東部は、現生種で最大の動物「シロナガスクジラ」の夏の摂餌場であり、繁殖場でもある。またこの海域は、世界最大規模のサケの養殖場だ。1日最大1000隻が往来し、そのうち83%が養殖業に従事している。 これまでに、シロナガスクジラが船と衝突し、死亡するケースも確認されてきたが、個々の事象が十分に報告され...

【写真特集】いつかこの目で見たい、大自然が作った世界の絶景9選

<死ぬまでに見るべきは世界の7不思議だけじゃない 地球には目を見張るような美しい風景がいっぱいだ> 大自然が生み出した絶景は世界各地にあれど、ここにご紹介するのは死ぬまでに一度は実際に足を運んで自分の目で見る価値があるものばかり。ただし、いつ行っても見られるとは限らない。なかには1年のうち限られた時期しか起きない現象もある。 <冒頭写真:01 アブラハム湖のアイスバブル> (カナダ、アルバータ州)見られるのは冬、湖が一面の氷になってから。この湖の底では1年を通し、メタンガスが生成されている。そして冬...

巨大ハリケーンに取り残されたホンジュラスの犬

11月初めにカリブ海沿岸の中米諸国を直撃した「カテゴリー4」の強力なハリケーン「エタ」は、グアテマラで150人以上の死者を出すなど各国に甚大な被害をもたらしている。 ホンジュラスでは各地で洪水や土砂崩れが発生し、多くの橋が倒壊。 早めの避難が呼び掛けられるなか、北部の港町テラでは自宅に取り残された犬の不安げな姿が。 <2020年11月17日号掲載> ===== 中米を直撃したハリケーン「エタ」の猛威 Reuters-YouTube...

豪グレートバリアリーフで高さ500メートルの巨大なサンゴ礁が見つかる

<オーストラリア北東岸のサンゴ礁地帯「グレートバリアリーフ」で、500メートル超の巨大なサンゴ礁が見つかった...... > オーストラリア北東岸に広がる世界最大のサンゴ礁地帯「グレートバリアリーフ」で、東京タワーや米ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングよりも高い、500メートル超の巨大なサンゴ礁が見つかった。基底部は1.5キロにわたり、頭頂部は海面から深さ40メートルの位置にある。 19世紀後半以来の発見 米シュミット海洋研究所は、1年にわたるオーストラリア周辺海域の調査プロジェクトの...

海を覆った軽石の島──オーストラリアに漂着しはじめている

<ニューヨーク・マンハッタン島の2倍に相当する軽石が、昨年南太平洋で見つかったが、オーストラリアに漂着しはじめている......> ニューヨーク・マンハッタン島の2倍に相当する軽石でできた巨大な浮遊物が、2019年8月16日、南太平洋で見つかった。 「軽石は、海洋生物にとって家であり、乗り物だ」 トンガのヴァヴァウ諸島近くの海底火山の噴火によって生成されたもので、ビー玉からバスケットボールくらいのサイズの大量の軽石で構成されている。この巨大な「軽石の浮島」はオーストラリアに向かって漂流を続け、202...

これは何? 巨大な黒い流体が流れる様子がとらえられる

<小規模な嵐の直後、乾いた地面を黒い液体があっという間に飲み込んだ。1ヶ月半前の大規模な山火事の影響によるものとみられる......> 巨大で黒い不気味な流体が、乾いた地面をあっという間に飲み込みながら、どんどん流れていく。 2020年7月15日、米アリゾナ州南部ピマ州の分水界「カニャーダ・デル・オロ(CDO)」で撮影されたホラー映画のような光景が、ピマ州の公式ツイッターで投稿された。 この現象は、小規模な嵐の直後にとらえられたものだ。アリゾナ州ツーソン北部のサンタカタリナ山脈で2020年6月5日に...

ボツワナでゾウが275頭以上が原因不明の大量死 政府が調査

ボツワナで原因不明のゾウの大量死が発生し、政府は2日、調査を開始したと発表した。政府によると、死んだ象の数は確認されただけで275頭で、2週間前の154頭から急増している。 死んだゾウは、ボツワナ北部のオカバンゴ地区で数カ月前に最初に発見された。当局が原因を調べているが、死骸は無傷の状態で密猟の可能性はないという。 ボツワナの環境資源・保全観光省の声明によると、ジンバブエと南アフリカ、カナダの3つの研究所に死骸から採取したサンプルを送るという。 保護団体「国境なきゾウたち(EWB)」が政府のために作...

孤立した湖や池に魚はどうやって移動する? ようやくプロセスが明らかに

<孤立した湖や池に、魚はどのように入植するのだろうか。これまでその証拠ははっきりしていなかった......> 極乾燥地域に囲まれた孤立した湖や池に、魚はどのように入植するのだろうか。「魚の卵が鳥の足やくちばし、羽に付着し、鳥によって遠方に運ばれるのではないか」との仮説が長年唱えられているが、2018年に発表されたスイス・バーゼル大学の文献レビューでは「この仮説を示す証拠はこれまでに見つかっていない」とされていた。 植物の種は、鳥獣に食べられ運ばれるが...... ハンガリー・ドナウ研究所(DRI)生...

コロナの時代は空想の旅に出よう──自然の驚異に触れる世界の絶景10選

地球規模のウイルス禍や異常気象に悩まされていると、自然に対してありがたみを感じる気にはならないかもしれない。 でも家に籠もりっきりで鬱屈した気持ちも、自然の驚異に触れれば晴れるはず。元気を与えてくれそうな世界の絶景を紹介しよう。 ◆ ◆ ◆ 01フライガイザー(アメリカ・ネバダ州ワショー郡) <記事トップ写真>ネバダ州北部の草原の真ん中にある間欠泉。1916年に井戸の掘削中に偶然掘り当てられた温泉から温水が出続け、そこに含まれる炭酸カルシウムが蓄積して高さ180センチ近い赤や緑の岩になったという。そ...