「航空」の記事一覧

コロナ後の旅行を再開する「トラベル・バブル」構想に死角あり

<ウイルス抑制や防疫管理体制で足並みが揃わない国や地域の間で分断が進む恐れも> 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けた旅行規制の緩和をめぐり、イギリスとフランスは政治的応酬を繰り広げた。イギリスは6月8日以降、外国からの入国者全員に2週間の自主隔離を義務付けると5月15日に発表。フランスからの入国者については相互免除というそれまでの方針を撤回した。対抗してフランスも相互検疫の義務付けをちらつかせる始末。見かねた航空各社が政治ではなく科学に従った国策をと訴えたほどだ。 各地で浮上して...

新型コロナ時代の空の旅、感染リスクは意外に低い?

<コロナ感染症対策の移動制限も徐々に緩和されてきたが、密閉された機内で多くの乗客と過ごす航空機の旅は危険? 空調や座席の工夫でリスクは減ると関係諸団体はアドバイスする> 新型コロナウイルスの感染拡大によって、世界中の航空産業は翼をもぎとられた状態だ。世界各国で都市封鎖が実施され、実質的に旅行が不可能になっている。 アメリカの運輸保安局(TSA)の最新の統計によると、祝日である5月25日の旅客数は、昨年同日と比べて約86%減少した。 現在は世界各国で外出や渡航の禁止など厳しい感染対策の緩和が進み、航空...

NYの青空で航空ショー 医療従事者ら市民に感謝と希望のエール

新型コロナウイルスの流行により1万4000人以上の死者が出ているニューヨーク市に思いがけないプレゼントが届いた。 5月5日正午前、エアショーの小型機5機がニューヨーク市上空に飛来。 青空につづられたのは医療従事者や救急隊員、エッセンシャルワーカーをはじめ、ロックダウン(都市封鎖)に協力する全ての市民に向けた感謝と希望のメッセージだった。 <2020年5月19日号掲載> 【参考記事】対コロナ最前線のニューヨークに米海軍の巨大病院船 【参考記事】あまりにも悲痛な事態を前に言葉を失うアメリカ社会 ※画像を...

バフェットが米航空株をすべて売却、「私のミスだった」

<新型コロナウイルスによるロックダウンの後、アメリカ人が再びかつてのように空を飛ぶようになるのかわからないとして、デルタ、アメリカン、サウスウエスト、ユナイテッドの4社から資金を引き揚げた。4社は今後、自らの資産を食い潰すことになる、とも> 米著名投資家のウォーレン・バフェットは5月2日、自身が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの年次株式総会で、同社が保有していた40億ドル相当の米航空株をすべて売却したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の悪影響が続いていることが理由だ。バフェットはユナイテ...

バフェットが米航空株をすべて売却、「私のミスだった」

<新型コロナウイルスによるロックダウンの後、アメリカ人が再びかつてのように空を飛ぶようになるのかわからないとして、デルタ、アメリカン、サウスウエスト、ユナイテッドの4社から資金を引き揚げた。4社は今後、自らの資産を食い潰すことになる、とも> 米著名投資家のウォーレン・バフェットは5月2日、自身が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイの年次株式総会で、同社が保有していた40億ドル相当の米航空株をすべて売却したと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大の悪影響が続いていることが理由だ。バフェットはユナイテ...

新型コロナで激変する世界の航空業界、その未来は中国が決める

<コロナショックで大打撃を受ける世界の航空路線図──保護主義に向かうアメリカを尻目に中国が空を牛耳る> COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が脅かすのは、地上に生きる人と企業の存亡だけではない。グローバル化を追い風に順調に業績を伸ばしてきた世界の航空業界も、激しい乱気流に巻き込まれている。 その衝撃の大きさを雄弁に物語る数字がある。この疫病のせいで、座席数にして週に2000万席を超える定期旅客便が運休や廃止に追い込まれているのだ。 壊滅的な打撃には違いないが、2001年9月11日の米同時多発...