「軍事」の記事一覧

中国とインドが国境めぐって小競り合い、対立再燃に3つの要因

<インド北部の係争地域で両国軍の兵士による衝突が発生し千人以上が負傷、国境問題ぶり返しの背景にあるのは> 中国とインドの長年に及ぶ国境問題が再燃している。5月にはインド北部ラダック地方の係争地域などで両国軍兵士の小競り合いが少なくとも2度発生し、100人以上が負傷。トランプ米大統領も「国境紛争」を仲裁する用意があるとツイートし大規模な武力衝突への懸念が高まった。 ぶり返しの背景にあると考えられる要因は3つある。1つは中国が新型コロナウイルスの感染拡大に乗じて世界で勢力拡大を狙っていること。最近の香港...

「中国、台湾との再統一に向け軍事手段も必要」人民解放軍参謀長

中国人民解放軍統合参謀部の李作成参謀長は29日、中国は台湾問題を解決するために平和的手段と軍事手段の双方を備えておく必要があるとの考えを示した。 李参謀長は、台湾との「平和的な再統一」の機会が失われる場合、人民解放軍は領土の完全性を確保するためあらゆる手段を用いると述べた。 台湾の独立を阻止するため2005年に採択された「反国家分裂法」の制定15周年を記念する式典での発言。式典は人民大会堂で行われた。 同法は、中国が国家分裂と判断した場合に台湾への武力行使を認めている。[ロイター]Copyright...

中国、新型コロナによる景気悪化でも国防費は今年も増額か

中国政府は全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が22日に開幕するのに合わせ、今年の国防費を前年から拡大する方針を示す見通し。新型コロナウイルス流行が国内景気に暗い影を落とすが、米国による軍事圧力が増大しているとの認識の下、再び増額を決めるとみられる。 中国は昨年の予算で国防費を前年比7.5%増やした。通年の国内総生産(GDP)成長率は6.1%にとどまり、国防費の増加率を下回った。 昨年終盤に湖北省武漢市で新型コロナウイルスが発生し、感染が急速に拡大した影響で、今年第1・四半期のGDPは前年同期から...

金正恩「死んだふり」の裏で進んでいた秘密作戦

<金正恩はなぜ、自身が健在であることをもっと早く示さなかったのか?> 韓国の情報機関・国家情報院(国情院)は6日、国会情報委員会に対する報告で、北朝鮮の金正恩党委員長の最近の健康状態について、「心臓に関する治療や手術は受けていない」との見解を示し、健康不安説を否定したという。同委員会の幹事を務める与党・共に民主党の議員が明らかにした。 金正恩氏の「死亡説」や「重体説」が飛び交う中でも、国情院は一貫して「異変はない」と説明していた。金正恩氏の健在が確認された以上、ここは「さすが」と評すべきかもしれない...