「進化」の記事一覧

恐竜のお尻の穴(総排出腔)が初めて解明される

<これまで恐竜のお尻の穴(総排出腔)は謎だったのだが、はじめて解剖学的構造が初めて解明された...... > 総排出腔とは、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類の一部にみられる、消化管の末端と排尿口、生殖口を兼ねた器官だ。このほど、恐竜の総排出腔の解剖学的構造が初めて解明され、その研究成果が2021年1月19日、学術雑誌「カレントバイオロジー」で発表されている。 ワニや鳥類と類似する機能がいくつか見つかった 今回の調査に用いられたプシッタコサウルスは、中生代白亜紀に生息した体長1〜2メートルの草食恐竜で、オ...

「地球上で最も奇妙な動物」カモノハシの全ゲノムをマッピングすることに成功

<さまざまな奇妙な生態を持つカモノハシ。世界で初めて、カモノハシの全ゲノムをマッピングすることに成功した...... > 豪州に生息するカモノハシは、「地球上で最も奇妙な動物」とも言われる。哺乳類だが卵を産み、乳首を持たずに腹部の乳腺から乳を分泌し、後ろ足から毒を分泌する。平たく大きなクチバシは、ゴムのように柔らかく、このクチバシで生き物に流れるわずかな電流を察知し、魚やエビを捉える。また、紫外線を照射すると毛皮が青緑に光ることも、昨年判明した。 デンマーク・コペンハーゲン大学、オーストリア・ウィー...

ネアンデルタール人は冬眠していた? 

<スペイン北部のスペイン北部の遺跡で見つかった化石骨の損傷状態を調べたところ、ネアンデルタール人が厳しい冬をやり過ごすために冬眠していた可能性が浮上した...... > 40万年以上前の化石骨に冬眠の痕跡らしきもの 現生人類と同種とされるネアンデルタール人は、厳しい冬をやり過ごすために冬眠していたのかもしれない──このほど行われた遺跡調査から、こんな可能性が浮上している。英ガーディアン紙などが報じた。 化石人類ネアンデルタール人は、数十万年前〜3万5000年前まで生存していたと考えられている。 古人...

「大型ワニにも尾を再生する能力がある」との研究結果

<小型の爬虫類には、再生能力があることは知られているが、ワニの大型種アリゲーターにも、このような再生能力が備わっていることが明らかとなった......> トカゲやヤモリなどの小型の爬虫類には、外敵から身を守るために尾を切り離して逃避する「自切」がみられ、欠損した部分はやがて再生する。このほど、ワニの大型種アリゲーターにも、このような再生能力が備わっていることが明らかとなった。 体長の約18%相当まで尾の再生能力があった 米アリゾナ州立大学(ASU)とルイジアナ州野生生物漁業局(LDWF)の共同研究チ...

ヘビ? トカゲ? 進化の過程で四肢をなくし、再び取り戻した例外的な生物 

<フィリピンの一部の島に生息するトカゲの一種「ブラキメレス属」は、進化の過程で四肢をなくした後、再びこれを取り戻した例外的な生物だ。その理由が明らかに...... > 進化論では「長い年月を経て脚などの複雑な構造が一度失われると、その子孫がこれを再現することはほとんどない」と考えられてきた。しかし、フィリピンの一部の島に生息するトカゲの一種「ブラキメレス属」は、進化の過程で四肢をなくした後、再びこれを取り戻した例外的な生物である。 約6200万年前に四肢を失い、約2100万年前に取り戻した 米クラー...

ヘビのような両生類アシナシイモリの謎 口腔の毒腺が発見される

<ヘビやミミズに似た無足の両生類アシナシイモリの一種のの口腔に爬虫類と同様の毒腺があった...> マムシやコモドオオトカゲなど、爬虫類の一部には、口腔で毒液を分泌する器官があるが、長年、両生類にこのような器官はないと考えられてきた。しかしこのほど、両生類「アシナシイモリ(ハダカヘビ)」の一種である「ミカンチビアシナシイモリ」の口腔に爬虫類と同様の毒腺があることが明らかとなった。 アシナシイモリとは、熱帯アフリカや東南アジア、中南米などの熱帯地域に生息する、ヘビやミミズに似た無足の両生類である。米ユタ...