「金与正」の記事一覧

北朝鮮の韓国人射殺「責任者」は金与正か?

<金与正が新型コロナ対策の「司令官」だとすると、今後この問題で韓国への毒舌が再び火を噴くことも考えられる> 韓国青瓦台(大統領府)は26日、海洋水産省所属の漁業指導船に乗り組んでいた男性が北朝鮮軍に射殺された問題で、北朝鮮側にさらなる調査を要請する方針を明らかにした。 青瓦台は、双方の状況説明に食い違いがあるとし、必要なら合同調査を求める考えを示している。 この問題を巡っては、事件発覚後に与野党含め、北朝鮮の行動を糾弾する声が大きかった。その後、金正恩党委員長が謝罪の意を表明したことで、青瓦台や与党...

北朝鮮の新たな女帝・金与正と、浮上した最高幹部「4人組」の運命

<妹・金与正らに一部権限を委譲したと報じられ、健康不安説も付きまとう最高指導者・金正恩の真の狙いはどこに> 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が権限の一部を最高幹部5人に委譲した──来年1月に5年ぶりとなる第8回党大会の開催が予定され、国外で健康不安説が根強くささやかれる金をめぐって、そんな報道が浮上している。 国内外でいくつもの困難に直面する強硬な核保有国、北朝鮮において問題の5人は今後、より大きく、より独立した役割を担うことになるかもしれない。 金の「昏睡状態」説が、韓国の金大中...

金与正「米朝首脳会談は米に有益なだけ」 米国を脅す意図は否定

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長は、米朝首脳会談は現時点では米国に有益なだけだと指摘し、今後の会談の可能性に含みを残した。また、北朝鮮に「米国を脅す意図はない」とも述べた。 北朝鮮国営の朝鮮中央通信社(KCNA)が10日、伝えた。 与正氏は、米朝首脳の再会談について、個人の見解として、年内に行われることはないかもしれないが「(どうなるかは)分からない」と述べた。 また、「われわれは決して非核化しないとは言っていない。だが、いまはできないと明確にしている」と語っ...

「大した問題でもないのにやり過ぎ」北朝鮮幹部、金与正への不満吐露

<一連の強硬策が金与正を北朝鮮の「もう一人の指導者」として印象付けることにあるなら、その目論見はある程度、成功したのかもしれない> この6月、脱北者団体が散布してきた対北ビラを巡って韓国への強硬策を主導し、北朝鮮の「女帝」とまで呼ばれるようになった金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党第1副部長。 すべては兄・金正恩党委員長とともに書いたシナリオである可能性が高いが、彼女がここ1カ月足らずの間に世界に与えたインパクトは余りにも強烈である。 <参考記事:金正恩氏ら兄妹、対北ビラで「不倫関係」暴露され激怒か...

金正恩の標的はトランプとの交渉 韓国への挑発は奏功するか

北朝鮮はこの数週間、韓国との緊張を強める行動を取り続けている。その狙いは米国の反応だ。国内問題に心を奪われているトランプ政権をもう一度、振り向かせ、北朝鮮制裁の緩和につながる交渉を再開させたいという思惑があるに見える。 北朝鮮は16日、南西部・開城(ケソン)の南北共同連絡事務所を爆破し、韓国との対話の打ち切りを宣言したほか、軍事行動も辞さない姿勢を示している。 一方のトランプ氏は北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長との3度にわたる歴史的な会談にもかかわらず、朝鮮半島非核化の取引には失敗した。今はどうかと...

金正恩、軍事委員会で韓国への軍事行動計画延期を決定

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、党の中央軍事委員会を主宰し、韓国に対する軍事行動計画の延期を決定した。朝鮮中央通信社(KCNA)が24日伝えた。 同委員会では、北朝鮮の「戦争抑止力のさらなる強化」に向けた措置についても話し合われたという。 韓国の脱北者団体による体制批判のビラ配布計画を巡り、両国の間では緊張が高まっていた。[ロイター]Copyright (C) 2020トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます 【関連記事】 ・スウェーデンが「集団免疫戦略」を後悔? 感染率、死亡率で...

韓国の脱北者団体、ビラの次はコメを海から流し送る計画

韓国では脱北者団体が18日、コメなどを詰めたプラスチック製容器を海に流し、北朝鮮に送る計画の準備を進めた。 団体の幹部によると、コメや医薬品、医療用マスクなどを入れた容器数百本を送る計画で、21日に北朝鮮との国境に近い海に流す予定。コメは2リットル入りの容器に1本当たり最大1.5キロを詰め、最終的に全部で700キロを送るという。 この幹部は、過去5年間、毎月2回北朝鮮に物資を送っており、21日は108回目になると説明。韓国の政府や地元警察、軍などは自分たちの活動を承知しており、「なぜ統一省が突然詮索...

韓国の北朝鮮核問題担当高官が訪米 米高官らと北朝鮮情勢で会談へ

韓国外務省の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長は18日、ワシントンでビーガン国務副長官、オブライエン大統領補佐官(安全保障担当)など米政府当局者と会談する見込み。韓国メディアが伝えた。 李氏は北朝鮮の核問題を巡る交渉で韓国の代表を務めた。ビーガン氏は米国の北朝鮮担当特別代表として北朝鮮の非核化交渉を主導した。 北朝鮮は今週、開城(ケソン)にある南北共同連絡事務所を爆破、韓国による特使派遣の提案を拒否するとともに、非武装地帯に再び部隊を展開すると表明。南北関係は緊迫している。 李氏の訪米は公表...

追い詰められた文在寅 対北朝鮮「融和路線」最大の試練に

韓国の文在寅大統領が政権発足以来推進してきた対北朝鮮融和路線は今、最大の試練に直面している。脱北者団体による体制批判ビラ散布問題をきっかけに、北朝鮮が南北共同連絡事務所を爆破し、韓国との幾つかの合意破棄を示唆するなど強硬姿勢をあらわにしているためだ。ただ専門家の話では、韓国側が行使できる打開策は乏しい。 南北対立に終止符を打ち、朝鮮半島非核化実現に向けた調停者になると約束して20年に文氏が大統領に就任して以来、両国の関係は最悪の状況にある。一方で米国は、トランプ大統領が個人的に金正恩朝鮮労働党委員長...

金与正に与えられた兄をしのぐ強硬派の役割

<金正恩の妹、金与正が脱北者を「人間のくず」よばわりし、南北連絡事務所を爆破する「悪役」として名を上げたのは、金王朝の継承に向けた土台作りなのか> ここ数週間、北朝鮮の政治の舞台では、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長よりも妹の金与正(キム・ヨジョン)党第一副部長の公的な動きが目立っている。まるで金正恩は裏方にまわったかのようだ。そして韓国や西側に対する北朝鮮の姿勢はますます攻撃的になっている。 北朝鮮は6月16日、北朝鮮にある南北共同連絡事務所を爆破した。金正恩委員長と韓国の文在寅(ムン・...