
WTO、EUによる4200億円相当の米製品への関税を承認 ボーイング補助金問題をめぐり
WTO(世界貿易機関)は、欧州連合(EU)が米政府による米航空機大手ボーイングへの補助金支給に対する報復として40億ドル相当の米製品に関税を課すことをを承認した。 事情に詳しい関係筋が明らかにした。 米政府は昨年、EUによるエアバスへの補助金に対する報復関税がWTOに承認されたのを受け、75億ドル相当の欧州製品に輸入関税を発動した。 米国とEUは航空機補助金の違法性を巡って、16年にわたりWTOで争ってきた。 双方は25日にWTOの紛争機関の決定について知らさており、数週間内に公表される見通し。 米...