「音楽」の記事一覧

目標はグラミー受賞、あなたはCHAIを知っているか【世界が尊敬する日本人】

<「NEO KAWAII」を掲げ国内外で人気上昇中のバンド。「鎖国した日本の音楽市場を開国する象徴に」との予言も> ※8月10日/17日号(8月3日発売)は「世界が尊敬する日本人100」特集。市川海老蔵、猪子寿之、吾峠呼世晴、東信、岩崎明子、ヒカル・ナカムラ、菊野昌宏、阿古智子、小澤マリア......。免疫学者からユーチューバーまで、コロナ禍に負けず輝きを放つ日本の天才・異才・奇才100人を取り上げています。 今年4月、ニューヨークのタイムズスクエアに日本人女性4人の顔が大映しになった。音楽配信大手...

ノーベル賞を受賞した科学者の私が、人生で後悔していること

<医師・科学者としてノーベル賞を受賞するまでになった筆者だが、悔やんでいることはいくつもあるそう> 後悔は少なからずある。私は最近、医師・科学者としてのキャリアを振り返る回顧録を書いた。本には書かなかったけれど、執筆の過程ではおのずと、これまでの人生で悔やんでいることをいくつも思い出す羽目になった。 特に後悔せずにいられないのは、楽器をマスターしなかったことだ。若い頃に打楽器やピアノに手を出したこともあったが、長続きしなかった。医師になりたいという夢の実現を急ぎ過ぎたようだ。 それでも、自分が一流の...

ニルヴァーナ、ドアーズ、ジミヘン、A・ワインハウスが新曲!? AIがよみがえらせた

<若くして亡くなった伝説のロック・ミュージシャン、カート・コバーン、ジム・モリソン、エイミー・ワインハウス、ジミ・ヘンドリックスの曲を、それぞれAIに学習させ、曲が作られた...... > 27歳で亡くなったアーティストたちの曲をAIが学習 かつてカリスマ的な人気を誇っていた米国のバンド、ニルヴァーナの曲をAI(人工知能)が学習し、「ニルヴァーナ風味」の新たな曲を作り出した。 ニルヴァーナは1989年にデビューし、グランジ・ロックの代名詞となったが、1994年にボーカルのカート・コバーンが27歳の若...

「演劇・音楽」分野に蔓延する差別 クラシック界に生きる黒人が起こした行動

<黒人の作曲家・歌手の筆者が、シェークスピア作品でR&Bオペラをつくった訳。黒人パフォーマーには何より活躍の場が必要だ> 私はヒップホップ作曲家であり、オペラ歌手でもある。出身は、クラシック音楽とは縁遠いシカゴのサウスサイド。R&Bやソウル、ジャズ、ゴスペル、ヒップホップのほうが身近な存在だったが、縁あってオペラの世界に進むことになった。 大学入学のために歌唱の実技試験を受けたときのこと。私の声質はクラシック音楽に向かない「ゴスペル的」な声だと白人教授たちは言ったが、有力な黒人教授が異を唱えて私を評...

コロナ禍でレコード盤がCD売上を上回る勢い、その理由は……

<レコード盤の人気が復活している。売上高は2020年、米国でCDの売上高を追い抜いており、英国でも2021年にはCDの売上高を上回る......> ライブに行けず浮いたお金でレコード購入 かつてCDは、音楽記憶媒体としてもっとも愛用された時期もあったが、最近はストリーミング・サービスが主流になってきたため、CDの売り上げは減少の一途をたどっているという。一方で、復活の兆しを見せているのが、レコード盤だ。レコード盤の売上高は2020年、米国でCDの売上高を追い抜いており、英国でも2021年にはCDの売...

ジョン・レノン「ビートルズ後」の音色──解説:大江千里

<ビートルズが解散したその年から始まったソロ活動──凶弾に倒れるまでの10年間にスタジオ録音されたアルバム8枚をつぶさに聴くと、ミュージックシーンの中心に居続けようともがいたジョンの一面が見えてくる。本誌「ジョンのレガシー」特集より> 『ジョンの魂』(1970年) APPLE 2枚目のスタジオアルバム『イマジン』があまりに有名過ぎて若干割りを食ってる印象があるが、『ジョンの魂』はビートルズ解散後初のスタジオ録音ソロアルバムであり、これがあっての『イマジン』なのである。 2つのアルバムを、代わり番こに...

現代のセレブも使うジョン・レノン式成功モデル

<偉大な音楽以外に彼が残したレガシーは、周囲の言うがままに踊らされる有名人から脱却して名声を「道具」にしたことだ。本誌「ジョンのレガシー」特集より> 20世紀における最も革新的なミュージシャンの1人であるジョン・レノンは、名声という渦の中で人生を切り開いたパイオニアでもあった。 名声を追い求め、それについて語り、利用し、一旦は距離を置いたジョンは、最後には肥大した名声にのみ込まれた。その過程で彼は、スターダムとは何なのか、それはどのような影響力を持ち得るかを私たちに教えた。 亡くなる3日前、ジョンは...

現代のセレブも使うジョン・レノン式成功モデル

<偉大な音楽以外に彼が残したレガシーは、周囲の言うがままに踊らされる有名人から脱却して名声を「道具」にしたことだ。本誌「ジョンのレガシー」特集より> 20世紀における最も革新的なミュージシャンの1人であるジョン・レノンは、名声という渦の中で人生を切り開いたパイオニアでもあった。 名声を追い求め、それについて語り、利用し、一旦は距離を置いたジョンは、最後には肥大した名声にのみ込まれた。その過程で彼は、スターダムとは何なのか、それはどのような影響力を持ち得るかを私たちに教えた。 亡くなる3日前、ジョンは...

韓国の法律まで動かしたBTS

<最年長メンバーJINの兵役義務が近づいていた。義務に従う意思を伝えていたが、韓国文化への貢献より兵役のほうが国の利益になるのかと、ファンは疑問を口にしていた> 世界的な躍進を続けるKポップグループのBTS(防弾少年団)が、韓国の法律まで動かした。韓国の国会は12月1日、BTSの最年長メンバーが兵役に就くのを2年延長できる法案を可決した。 韓国では18~28歳の健康な男性は約20カ月間の兵役に就くことを義務付けられているが、最年長のJIN(ジン)が28歳になる日が迫り、BTSにとっての打撃が懸念され...

2020年の日本で最も輝いたクリエイターはこの6人

<今年最も輝いたクリエイターを選ぶ「クリエイター・アワード」の受賞者が発表された。選ばれたのは講談、アート、料理、建築、音楽、小説の分野からの6人だ> 新しい表現を追い求め、多くの人々に影響を与えたクリエイターを選ぶ「クリエイター・アワード」(雑誌『Pen』主催)の2020年の受賞者が発表された。 選ばれたのは、今年2月に真打に昇進した講談師の神田伯山、アーティゾン美術館での展覧会で壮大な世界観を表現したアーティストの鴻池朋子、パリの3つ星シェフの小林圭、今年開館の「弘前れんが倉庫美術館」を手掛けた...