「領有権」の記事一覧

環境省、年内にも尖閣諸島で自然環境の調査検討=加藤官房長官

加藤勝信官房長官は15日午後の定例会見で、環境省が年内にも尖閣諸島で自然環境調査を行うことを検討していると発表した。同日、中国公船が尖閣諸島沖の日本の領海に侵入したことに対しては中国側に厳重に抗議したという。 官房長官によると、調査は「自然環境の把握を目的として、環境省が全国を対象にこれまで実施している各種調査の一環」。「過去に作成した植生図や希少な野生動物などの生息状況に関する調査について、最新の人工衛星画像を用いて実施する」という。 尖閣諸島周辺では中国公船の侵入が続いており、官房長官は「15日...

中国公船、尖閣諸島の日本領海内に2日以上滞留 中国側に厳重抗議=加藤官房長官

加藤勝信官房長官は13日午後の記者会見で、尖閣諸島(中国名:釣魚島)周辺の日本領海内に中国の公船2隻が11日午前からとどまっていることについて「侵入から丸2日以上、こうした状況が続いていることは遺憾」と述べた。海上保安庁の巡視船が繰り返し退去要求を実施するとともに、外交ルートを通じて中国側に厳重に抗議しているとした。13日午前も東京、北京で速やかに日本の領海から退去するよう強く求めたという。 第11管区海上保安本部(那覇市)によると、中国公船の連続滞在時間は13日午後3時時点で52時間を超えた。20...

比ドゥテルテ、中国に南シナ海紛争巡り平和的対応要請「国際法の順守が必要」

フィリピンのドゥテルテ大統領は11日、南シナ海での中国との紛争は平和的に解決されるべきであり、国際法の順守が必要と述べた。南シナ海では米中の軍事活動を受け緊張が高まっている。 東南アジア4カ国を歴訪中の中国の魏鳳和国防相との会談で、「われわれは常に国際法上の公約に導かれなければならない。あらゆる紛争は平和的に解決されるべき」と主張した。 これに先立ち、魏国防相はフィリピンのロレンザナ国防相と会談。フィリピン国防省は、ロレンザナ氏が魏氏に対し、フィリピンの海域を侵害するあらゆる行為は同国海軍によって阻...

米海軍、南シナ海で空母2艦が軍事演習 同時に演習中の中国への「対抗」は否定

米海軍は、空母2艦が南シナ海で4日に軍事演習を行ったと発表した。同海域では領有権を主張する中国も現在、軍事演習を行っており、米国防総省や近隣諸国は非難する声明を発表している。 海軍の声明によると、演習を実施したのは空母「ニミッツ」と「ロナルド・レーガン」。「自由で開かれたインド太平洋地域を支援するため」という。具体的な実施場所は明らかにしなかった。 空母の演習について先行報道した米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ロナルド・レーガン空母打撃群の司令官を務めるジョージ・M・ウィコフ...

インド、TikTokなど中国製アプリ禁止 軍衝突で緊張高まる

インド政府は29日、中国企業などが提供する59のモバイルアプリを禁止すると発表した。 中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する「TikTok(ティックトック)」や、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」などが対象。 インドと中国は今月、国境付近の係争地で軍が衝突。対立が続いている。 インド電子・情報技術省は、アプリ禁止の理由を「インドの主権、保全、国防、治安、社会秩序に悪影響を及ぼすため」と説明している。 グーグルとアップルは政府の指示に従い、基本ソフ...

中国との係争地での軍事衝突、引き下がれないインド政府の事情

中国とインドによる国境係争地での軍事衝突について、インド政府内では何十年ぶりかに起きた最悪の外交危機として捉えられている。一方、中国政府は控えめな姿勢に徹している。 中国は既に数多くの外交的な紛争に直面している。問題の相手は米国からオーストラリア、台湾、香港、さらには新型コロナウイルス流行発生を巡る対処もある。 さらに新たなもめ事には巻き込まれたくないと考えているし、今回の軍事衝突がインド政府を米政府寄りにする可能性があるなら、なおさらだとアナリストらは話す。 中国外務省は23日、両国は緊張緩和に取...

中国との係争地での軍事衝突、引き下がれないインド政府の事情

中国とインドによる国境係争地での軍事衝突について、インド政府内では何十年ぶりかに起きた最悪の外交危機として捉えられている。一方、中国政府は控えめな姿勢に徹している。 中国は既に数多くの外交的な紛争に直面している。問題の相手は米国からオーストラリア、台湾、香港、さらには新型コロナウイルス流行発生を巡る対処もある。 さらに新たなもめ事には巻き込まれたくないと考えているし、今回の軍事衝突がインド政府を米政府寄りにする可能性があるなら、なおさらだとアナリストらは話す。 中国外務省は23日、両国は緊張緩和に取...

中国、インドとの武力衝突現場付近に新たな構造物 衛星写真が示唆

中国とインドの国境付近における両軍の衝突を巡り、ヒマラヤ山脈西部の衝突現場近くで中国が新たな構造物を建設したとみられることが衛星写真で判明した。衝突再燃の懸念が強まりそうだ。 インド兵20人が死亡したガルワン渓谷での15日の衝突を受け、インドと中国の軍司令官は22日、係争地に沿った複数の場所から対峙する軍を撤退させることで合意した。 衛星写真は衝突後の1週間に新たな建設活動が行われたことを示しており、合意の崩壊リスクが懸念される。 この写真は米宇宙技術企業マクサー・テクノロジーズが22日に撮影。ガル...

中国=インド、係争地で対峙する軍の撤退で合意

インドと中国の軍司令官は、両軍が先週衝突した係争地で対峙している軍を撤退させることで合意した。インド政府筋が23日に明らかにした。 一方、中国外務省の趙立堅報道官は、双方が緊張緩和措置を取ることで合意したと表明した。 インド政府筋は、22日に両国の軍司令官が長時間にわたって行った協議の結果について「撤退に向けた相互コンセンサスがあった」と説明。「ラダック東部のあらゆる係争地域からの撤退方式が話し合われた。双方が撤退を進めるだろう」と述べた。 また、趙報道官は、両軍の衝突で中国側の犠牲者が40人だった...

中国=インド、係争地で2回目の協議 インドでは中国製品不買運動も

インドと中国の軍司令官は22日、両国軍が今月15日に衝突した係争地で緊張緩和に向けた2回目の協議を実施した。 インド政府筋によると、協議は両国を隔てる実効支配線の中国側で行われた。両国軍は下級司令官による1回目の協議を18日に実施している。 両国とも衝突を互いに非難しているが、これ以上の緊張拡大は避けたい意向だ。 インドでは、衝突でインド側に死者が出たことに市民の怒りが噴出。政府に厳しい対応を求める声が出ているほか、中国製品のボイコットを呼び掛ける動きも広がっており、ニューデリーの市場では中国製品...