「領有権」の記事一覧

米海軍、南シナ海で空母2艦が軍事演習 同時に演習中の中国への「対抗」は否定

米海軍は、空母2艦が南シナ海で4日に軍事演習を行ったと発表した。同海域では領有権を主張する中国も現在、軍事演習を行っており、米国防総省や近隣諸国は非難する声明を発表している。 海軍の声明によると、演習を実施したのは空母「ニミッツ」と「ロナルド・レーガン」。「自由で開かれたインド太平洋地域を支援するため」という。具体的な実施場所は明らかにしなかった。 空母の演習について先行報道した米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、ロナルド・レーガン空母打撃群の司令官を務めるジョージ・M・ウィコフ...

インド、TikTokなど中国製アプリ禁止 軍衝突で緊張高まる

インド政府は29日、中国企業などが提供する59のモバイルアプリを禁止すると発表した。 中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する「TikTok(ティックトック)」や、騰訊控股(テンセント・ホールディングス)の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」などが対象。 インドと中国は今月、国境付近の係争地で軍が衝突。対立が続いている。 インド電子・情報技術省は、アプリ禁止の理由を「インドの主権、保全、国防、治安、社会秩序に悪影響を及ぼすため」と説明している。 グーグルとアップルは政府の指示に従い、基本ソフ...

中国との係争地での軍事衝突、引き下がれないインド政府の事情

中国とインドによる国境係争地での軍事衝突について、インド政府内では何十年ぶりかに起きた最悪の外交危機として捉えられている。一方、中国政府は控えめな姿勢に徹している。 中国は既に数多くの外交的な紛争に直面している。問題の相手は米国からオーストラリア、台湾、香港、さらには新型コロナウイルス流行発生を巡る対処もある。 さらに新たなもめ事には巻き込まれたくないと考えているし、今回の軍事衝突がインド政府を米政府寄りにする可能性があるなら、なおさらだとアナリストらは話す。 中国外務省は23日、両国は緊張緩和に取...

中国との係争地での軍事衝突、引き下がれないインド政府の事情

中国とインドによる国境係争地での軍事衝突について、インド政府内では何十年ぶりかに起きた最悪の外交危機として捉えられている。一方、中国政府は控えめな姿勢に徹している。 中国は既に数多くの外交的な紛争に直面している。問題の相手は米国からオーストラリア、台湾、香港、さらには新型コロナウイルス流行発生を巡る対処もある。 さらに新たなもめ事には巻き込まれたくないと考えているし、今回の軍事衝突がインド政府を米政府寄りにする可能性があるなら、なおさらだとアナリストらは話す。 中国外務省は23日、両国は緊張緩和に取...

中国、インドとの武力衝突現場付近に新たな構造物 衛星写真が示唆

中国とインドの国境付近における両軍の衝突を巡り、ヒマラヤ山脈西部の衝突現場近くで中国が新たな構造物を建設したとみられることが衛星写真で判明した。衝突再燃の懸念が強まりそうだ。 インド兵20人が死亡したガルワン渓谷での15日の衝突を受け、インドと中国の軍司令官は22日、係争地に沿った複数の場所から対峙する軍を撤退させることで合意した。 衛星写真は衝突後の1週間に新たな建設活動が行われたことを示しており、合意の崩壊リスクが懸念される。 この写真は米宇宙技術企業マクサー・テクノロジーズが22日に撮影。ガル...

中国=インド、係争地で対峙する軍の撤退で合意

インドと中国の軍司令官は、両軍が先週衝突した係争地で対峙している軍を撤退させることで合意した。インド政府筋が23日に明らかにした。 一方、中国外務省の趙立堅報道官は、双方が緊張緩和措置を取ることで合意したと表明した。 インド政府筋は、22日に両国の軍司令官が長時間にわたって行った協議の結果について「撤退に向けた相互コンセンサスがあった」と説明。「ラダック東部のあらゆる係争地域からの撤退方式が話し合われた。双方が撤退を進めるだろう」と述べた。 また、趙報道官は、両軍の衝突で中国側の犠牲者が40人だった...

中国=インド、係争地で2回目の協議 インドでは中国製品不買運動も

インドと中国の軍司令官は22日、両国軍が今月15日に衝突した係争地で緊張緩和に向けた2回目の協議を実施した。 インド政府筋によると、協議は両国を隔てる実効支配線の中国側で行われた。両国軍は下級司令官による1回目の協議を18日に実施している。 両国とも衝突を互いに非難しているが、これ以上の緊張拡大は避けたい意向だ。 インドでは、衝突でインド側に死者が出たことに市民の怒りが噴出。政府に厳しい対応を求める声が出ているほか、中国製品のボイコットを呼び掛ける動きも広がっており、ニューデリーの市場では中国製品...

中国人民解放軍、インド軍との衝突で少なくとも40人死亡=インド政府高官

インドのシン道路交通担当国務大臣(日本の副大臣に相当)は、中国との国境付近における両軍の衝突を巡り、中国側の死者が少なくとも40人に上ったとの見解を示した。 インド軍は、中国との紛争地域であるガルワン渓谷で15日夜に起きた同国軍との衝突により、兵士ら少なくとも20人が死亡し、76人以上が負傷したと発表。中国側は死傷者の詳細を明らかにしていない。 シン氏は20日に放送されたテレビ局「ニュース24」のインタビューで「われわれ(インド)側の20人が殉職したとするなら、向こう(中国)側では少なくともその2倍...

中印国境の武力衝突は中国側が仕掛けたもの? 衝突前の衛星写真が人民解放軍の活動撮影

中国とインドの国境付近における両軍の衝突を巡り、中国軍が衝突までの数日間に機械類を持ち込んだり、ヒマラヤ山脈の山腹に道を切り開いたりしていたほか、川をせき止めた可能性もあることが、衛星写真によって示唆されている。 衛星写真は地球の画像を手掛ける企業Planet Labsが衝突翌日の16日に撮影。ロイターが入手した写真によると、1週間前と比べ衝突の起きたガルワン渓谷で活動が活発化した様子が見て取れる。樹木のない山沿いとガルワン川の中に機械類設置されているのが見られる。 米カリフォルニアのミドルベリー国...

オーストラリア海軍も南シナ海にフリゲート艦派遣 米艦艇とともに中国をけん制

中国船舶が石油の探査を行っているとみられる南シナ海の海域で展開する米海軍の軍艦3隻に、オーストラリア海軍のフリゲート艦が加わった。豪当局者が22日、明らかにした。 米海軍の軍艦は今週、中国の調査船が航行している海域の近くに到着。この海域周辺ではマレーシアの国営石油会社ペトロナスの探査船も掘削を行っている。 米インド太平洋軍は21日、南シナ海に強襲揚陸艦「アメリカ」と巡洋艦「バンカーヒル」の2隻を展開したと発表した。南シナ海で活動を活発化させる中国をけん制する狙いがあるとみられる。 これに豪フリゲート...