「香港」の記事一覧

米総領事館に亡命申請にきた十代活動家を香港当局が拘束、米側は亡命を拒絶?

<香港独立派の19歳の活動家が、米総領事館の近くで香港当局に拘束された。亡命申請にきたがまだ閉まっていたという情報と、申請したが拒絶されたという情報がある> 亡命を求めて米総領事館を訪ねようとした10代の香港の活動家が10月27日、近くの喫茶店内にいたところを香港の公安当局に逮捕されたと地元メディアが報じた。 英国を拠点とする活動グループ「フレンズ・オブ・ホンコン」はニューズウィークに対し、19歳の鍾翰林(トニー・チョン)が警察に逮捕され、鍾の自宅が捜索を受けていることは確かだと述べた。 現在は解散...

香港、台湾が実効支配する東沙諸島へ台湾民間機の飛行を認めず

台湾当局によると、香港の航空管制官が15日、台湾が実効支配する南シナ海の東沙諸島(プラタス諸島)に向かう台湾の民間機の飛行を認めず、同機が出発地に引き返す事案が起きた。 この民間機は、台湾の高雄を発ったユニー航空のチャーター便。 台湾民用航空局によると、同機が香港の飛行情報区域に近づいた際、香港の管制官が機長に高度2万6000フィートより下で「危険な活動」が行われており、同機は進入できないと伝えてきたため、機長は引き返すことを決めた。 香港当局は、飛行に影響する恐れのある活動について事前に警告してい...

中国当局に海上拘束された香港デモ参加者 家族に残された手紙に記された想いは

ウォン・ワイインさんの妻は、夫からの短い別れの手紙を読み、最悪の事態を恐れた。 「長年、私と一緒にいてくれて、申し訳ないとともに感謝している」 自宅のデスクで発見された手書きのメモには、そう書いてあった。「もうあなたたちと一緒にいることができない──どうか元気でいてください」 失業中の船舶修理工である30歳のウォンさんは、昨年香港を揺るがせた抗議行動への参加をめぐって刑事訴追を受けていた。妻と母親宛てに残されたメッセージは、ノートから破り取られたページに走り書きされていた。 彼は、粗末な家の修理をし...

国連理事会、西側諸国が中国非難 香港・ウイグル問題で改善要求

欧州連合(EU)や英、オーストラリア、カナダなど西側諸国は25日、国連人権理事会で中国に対し、香港の基本的な法的権利を回復するとともに、100万人以上のウイグル人が拘束されている新疆ウイグル自治区での調査を受け入れるよう要求した。 英国は、香港国家安全維持法(国安法)が「反対意見の排除という明白な意図を持って実施されている」と指摘。一部の事例について中国本土での訴追が認められており、司法の独立性や法的手続き、拷問の報告などが憂慮されると述べた。 ドイツはEUを代表して発言し、新疆ウイグル自治区におけ...

香港警察、民主活動家の黄之鋒を逮捕 違法集会への参加と覆面禁止法に違反した容疑

香港警察は24日、民主活動家の黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏(23歳)を逮捕した。黄氏のツイッターで明らかになった。2019年10月に違法な集会に参加した疑いのほか、デモ参加者のマスク着用を禁止した「覆面禁止法」に違反した容疑という。 香港警察は23歳と74歳の男2人を2019年10月5日の違法なデモに参加した容疑で逮捕したことを確認した。 黄氏と行動を共にしてきた周庭氏らも先月、香港国家安全維持法に違反したとして逮捕されている。 黄氏は2014年の雨傘運動の学生リーダーとして注目を集めたが、昨年の...

中国政府、海上で拘束した香港市民12人は「民主活動家ではなく分離主義者」と認識

中国外務省の華春瑩報道官は13日、広東省の沿岸警備当局が先月、沖合で拘束した香港市民12人は分離主義者だとの認識を示した。米国務省の報道官が人権上の問題を指摘したのを受けた。 拘束された12人の親族らは前日、香港で記者会見を開き、即時釈放を要求。12人は8月23日にボートに乗って台湾に向かっていた際に拘束された。 親族らは、12人が中国政府ではなく家族が選んだ弁護士と相談し、香港の親族と連絡を取るのを認められるべきだと訴えた。 米国務省のオルタガス報道官は12日にツイッターへの投稿で12人の拘束は「...

香港の米総領事館、職員宿舎の敷地3.31億ドルで売却 国家安全法の2週間後に入札開始

在香港の米総領事館は、職員宿舎として利用していた不動産物件を入札を通じて売却した。売却額は25億7000万香港ドル(3億3100万ドル)で、アナリストによると、予想レンジの下限に近い水準だった。 落札したのは、香港の不動産開発大手ハンルン・プロパティーズ(恒隆地産)。高級住宅地として再開発する。2024年までの完工を目指す。 同社は「香港の未来に信任票を投じた」と表明。投資総額は40億香港ドル前後になる見通しという。 米中関係が悪化する中での売却となった。あるアナリストは匿名を条件に「応札者はあまり...

香港、議会選挙延期や国家安全法への抗議デモ 警察が298人を拘束

香港で6日、立法会(議会)選挙の延期や香港国家安全維持法(国安法)に対する抗議デモが行われ、警察が出動して主に違法集会を理由に298人を拘束した。 拘束者の中には急進的な民主派組織、社会民主連線の幹部フィーゴ・チャン(陳皓桓)氏や元議員の梁国雄氏などが含まれている。 香港の林鄭月娥行政長官は7月、新型コロナウイルスの感染拡大を理由として9月6日に予定されていた立法会選挙を1年延期すると発表。この選挙で過半数の議席確保を目指していた民主派にとって痛手となった。 デモに参加した70歳の女性は「本当なら今...

香港、中国主導の無料コロナ検査開始で長い行列 民主活動家「DNAが収集され悪用される」

香港政府は1日、全住民を対象とする新型コロナウイルスの無料検査を開始した。 検査は中国本土から派遣された60人の医療チームが主導。地元の医療関係者や住民の間では懐疑的な見方も出ており、一部の民主派の活動家はボイコットを呼び掛けている。[nL4N2FN27B] 本土からの直接支援は、感染が始まって以来初めて。検査は現地時間の午前8時に始まった。 香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は定例会見で、見えない感染を防ぐために検査が必要だと主張。香港の行政・立法・司法権は中国本土政府の認可を受けたものだと...

香港市民、国家安全法に60%が反対 施行後初の世論調査で

中国政府による香港の統制を強める香港国家安全維持法(国安法)の施行後、過半数の香港住人が民主化運動が掲げる目標を支持していることが、ロイターのために独立系世論調査機関「香港民意研究所(POLI)」が行った世論調査で分かった。ただ、民主化運動そのものへの支持は44%にとどまっている。 新型コロナウイルスの感染拡大防止のための集会規制や国安法の影響で、昨年香港を揺るがした大規模民主化デモへの参加者は、最近では大幅に少なくなっている。 今回の世論調査は、6月末に国安法が成立して以降、初めて実施された。 そ...