「黒田東彦」の記事一覧

ポスト安倍 菅義偉官房長官「日銀・黒田総裁の手腕を評価」、大規模な金融緩和を継承

自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官は5日、日本経済新聞のインタビューに対し、黒田東彦日銀総裁の手腕を評価しているとした上で、安倍晋三政権後も大規模な金融緩和を続ける考えを示した。 日経によると、菅氏は黒田総裁について「手腕を大変、評価している」と発言。黒田総裁の下で始まった異次元の金融緩和について「黒田氏を任命するときから関わってきた。私が継承したい」と話したという。 また、日経は菅氏がデジタル庁の創設を明言したと伝えている。「デジタルの関係はひとつのところですべてやる」と述べ、各省にまたがるデ...

国債市場で超長期金利が再上昇 日銀・黒田の「一番重要」は何か

国債市場で超長期金利が再び上昇してきた。7月からの国債増発や海外勢の需要減退に対する懸念が背景とみられているが、鍵を握るのは、日銀の動きだ。過度な金利低下による副作用の軽減などを目的に超長期債オペのオファー額を減らしてきたが、イールドカーブ低位安定のため3年ぶりに増額に動くのか──。日銀にとって今「一番重要」なのは何かを、市場は見極めようとしている。 2つの黒田発言 黒田東彦日銀総裁の16日の金融政策決定会合後の会見は市場を惑わせた。超長期金利に関し、方向感が異なる2つの発言をしたためだ。 1つは、...

日銀黒田総裁「中小企業への融資拡充する金融機関支援、金利を0.1%バック」

日銀の黒田東彦総裁は29日の参院予算委員会で、新型コロナウイルス対応の緊急経済対策に中小・零細企業向け貸し出しの充実策が盛り込まれたため、積極的に対応する金融機関に対して日銀として0.1%の金利を払うバックファイナンスを検討していると語った。白真勲委員(立憲・国民、新緑風会・社民)への答弁。 日銀は27日の金融政策決定会合で、中小企業等の資金繰りを支援するため、政府の緊急経済対策等の資金繰り支援制度も踏まえた金融機関への新たな資金供給手段の検討を早急に行うと発表。その際は利用残高に相当する当座預金に...

コロナ危機対応の日銀 大胆施策の影で消える物価と金利の枠組み

日銀の27日の金融政策決定会合について、市場関係者からは踏み込んだ企業金融支援や政府の財政支出への支援など、危機対応としての大胆な政策に理解を示す声も目立つ。一方、物価モメンタムは損なわれたとして2%の物価安定目標の実現に事実上白旗をあげ、政策金利に物価を紐付ける枠組みも危機モードを理由に停止した。危機を理由に中央銀行がロジックの明確でない対症療法に走る姿には危うさもあるとの指摘も出ている。 危機対応モードでの踏み込んだ政策 今日の日銀による政策決定については、その踏み込んだ政策にBOJウォッチャー...