「2020米大統領選」の記事一覧

ツイッター出禁のトランプが自前のソーシャルメディアを立ち上げる

<何物にも「忖度なく」、どんなフェイクニュースもまかり通るSNSをトランプ支持者が熱烈歓迎?> アメリカのドナルド・トランプ前大統領が自前のソーシャルメディアを「2〜3カ月以内に」立ち上げる意向であることが明らかになった。 昨年の大統領選でトランプ陣営の幹部を務めたジェーソン・ミラーが21日、FOXニュースとのインタビューで明らかにした。 1月6日にトランプ支持者が米連邦議会を襲撃した事件を受け、ツイッターはトランプのアカウントを永久凍結。また、フェイスブックやユーチューブといった他の大手ソーシャル...

Qアノンの次の予言「3月4日にトランプは正統な大統領になる」を信じて待つ信者たち

<荒唐無稽な予言の主たる根拠は、アメリカは1871年に株式会社化されており、それ以降の大統領は正統な大統領ではないという反政府過激主義> アメリカを動かす影の政府「ディープ・ステート」や悪魔崇拝の小児性愛者組織とトランプが戦っているというQAnon(Qアノン)陰謀論を信じる人々は、大統領に再選されたトランプがこれらの敵を倒してくれると本気で信じていた。 だがトランプは大統領選で敗北し、大統領就任式の日にディープ・ステート関係者を一網打尽にして処罰することもできなかった。失望したQアノン信奉者は次は今...

トランプ弾劾裁判、「反乱扇動罪」で問われているものは何か

<国家反逆罪は死刑適用もありうるアメリカで最も思い罪で、アメリカに戦争を仕掛けるかその支援をする行為。トランプが問われている扇動罪はもっと軽いし証明のハードルも低いが> ドナルド・トランプ前米大統領の弾劾裁判の焦点は、彼が反乱を扇動したか否かだ。扇動罪は、アメリカで最も重い罪である「国家反逆罪」より...

議会突入の「戦犯」は誰なのか? トランプと一族、取り巻きたちの全内幕

<ホワイトハウスのスタッフ、選挙陣営の補佐官、トランプ一家の友人らに取材。トランプが不正選挙の糾弾訴訟に失敗し、前代未聞の議事堂占拠を招くうえで鍵となった複数の人物が浮かび上がった> 年が明けて数日間、ドナルド・トランプ米大統領の周囲の人々は、任期の残り2週間を大きな事件もなく乗り切れるようにと、ただ願っていた。 自分たちには「願う」ことしかできないと、選挙陣営の補佐官は本誌に語った。「誰もトランプを制御できないのだから」 そして1月6日、トランプ支持者が暴走して連邦議会議事堂を踏み荒らし、その願い...

FBやツイッター がトランプ動画を削除しても、右派「検閲なし」SNSが大盛況

<「言論の自由を保障する」と謳う保守派ソーシャルメディアで数百万回も視聴され続けている> 2020年11月の米大統領選の選挙人投票集計が行われていた連邦議会で1月6日、ドナルド・トランプ大統領の支持者の一部が警備を破って米議会議事堂に乱入する騒ぎが発生した。この事態を受けてフェイスブック、ツイッターとYouTubeは、トランプが投稿したメッセージ動画を削除した。誤った情報を含み、さらなる暴力を煽るおそれがあると判断したためだ。 だがアメリカの保守派の間でツイッターやYouTubeに代わるソーシャルメ...

米議事堂占拠クーデター、予見されていたのに止められなかったアメリカへの過信

<しかもトランプが大統領でいる限り危険は続く。次は戒厳令で軍が巻き込まれる可能性もある> 1月6日の朝、いつも通り政治ニュースをチェックした。いちばん大きなニュースは、ジョージア州で行われた上院の決選投票に関するもの(投票の結果、上院でも民主党が過半数を獲得した)。新型コロナウイルス感染拡大の記事もあった。 だが目を引いたのは、ワシントン・ポストのデービッド・ナカムラ記者が書いた記事だ。連邦議会ではその日、米大統領選の最終的な手続きである選挙人投票の集計確認作業が行われる予定だが、ドナルド・トランプ...

【独占】トランプは戒厳令もやりかねない──警戒強める国防総省と米軍幹部

<大統領選の結果を覆すため、1月20日の大統領就任式まではどんな命令があるかわらない。その時のための秘密の対応策が作られている> 大統領選挙での敗北をいまだ認めないドナルド・トランプ米大統領は、退任までにどんな行動に出るかわからない──米国防総省と米軍上層部はそう警戒感を募らせている。 国防総省の高官たちは、トランプが戒厳令を発出した場合の対応を議論し、首都ワシントンを管轄する軍司令部は、次期大統領の就任前に「治安維持」を目的とした部隊が必要になる可能性に備えて、緊急時対応策を練っている。匿名を条件...

1月20日、トランプは「自分の大統領就任式」に出る?

<ネット上ではトランプ支持者がトランプの「2度目の就任式」を呼び掛け、すでに6万人が参加を表明している> ドナルド・トランプ大統領支持者が、来年の1月20日にトランプの「大統領就任式」を企画している。そして、同日に行われるジョー・バイデン次期大統領の就任式のかわりに、このイベントに出席するよう呼び掛けている。 「ドナルド・J・トランプ2度目の就任式」と称するフェイスブックのオンラインイベントには、32万7000件を超える回答があり、うち6万人が参加を予定している。説明書きによると、同イベントはトラン...

イバンカとハリスが相次ぎ応援、ジョージア州決選投票が超重要な理由

<2020年の大統領選はまだ終わっていない。真の勝敗を決するのが、1月5日の決選投票だ> ドナルド・トランプ米大統領の娘イバンカは、ジョージア州で1月に行われる連邦議会上院の決選投票にこの国の未来がかかっていると発言した。ジョージア州では、上院議員の2議席が決選投票に持ち込まれる前例のない事態となっている。 「私たちの子どもが抑圧的な政府のもとで育つのか、あるいはアメリカが今後も自由の国であり続けるのか、ジョージア州が決めることになる」。イバンカは12月21日、共和党現職のデビッド・パーデュー議員と...

代表的な英語の陰謀論サイト、暴走は続くがエンゲージメントは下降気味

<「ファクトチェック・ニュース」という名前のサイトまである、コロナ禍と米大統領選のデマを載せた135のサイト。その大半ではユーザー離れが起きているが、政治サイトのいくつかは......> 大きなデマを発信したら、ついでに別の大きなデマも流してしまえということだろうか。ネット上の情報の信頼性を評価するニューズガード(筆者はそのスタッフ)が、今回の米大統領選について重大な偽情報を掲載していると判定した135件のサイトのうち、63%に当たる85件は新型コロナウイルスに関するデマも発信していた。 懸念すべき...