「BOOKS」の記事一覧

日本人のインスタ好きの背景に「英語が苦手な事実」あり?

<利用者は3000万人超。なぜインスタグラムは日本でここまでバズったのか。インスタグラムの初代日本事業責任者、日本ロレアルのCDOを歴任した注目のマーケターに聞く> 先日、「日本人にアルゴリズムは通用しない」と語ったインタビュー記事が、大きな反響を呼んだ長瀬次英氏。 インスタグラムの初代日本事業責任者として、インスタグラムの普及とブランディング、マネタイズに尽力した長瀬氏は、その後、日本ロレアルでCDO(デジタル最高責任者)に就任。国内でCDOという役職ができたのは同社が初めてで、日本初のCDOでも...

LINE公式アカウントが他のSNSよりビジネスに効果的な理由

<特に個人事業主やフリーランスにとっては厳しい経済状況だが、なるべく資金を使わずに売り上げを伸ばす方法はあると、自身も起業時に「SNSに救われた」Webマーケティングの専門家、堤建拓氏は言う> 「売り上げが半分になった」という飲食店、「開講するだけでひと苦労なのに、ましてや新規会員の獲得なんて」というスクールやスポーツジム......。 新型コロナウイルスの流行で、日本の経済が落ち込んでいる。特に個人事業主やフリーランスには売り上げが激減したという声が少なくない。 まだ先行きは見えてこない。政府によ...

いま売り上げ好調なアパレルブランドは何が違うのか(栗野宏文)

<コロナ禍の今、生活者の価値観は変化し、ファッション業界も経験したことのない大きな課題に直面している。しかし洋服どころではない空気が醸成されても、ファッション業界に未来はあると、ユナイテッドアローズ創業者の一人、栗野宏文氏は言う。消費はどこに向かいつつあるのか? 答えは「社会潮流の中」にある> 20世紀的価値観が揺らぎ、「モノ離れ」が進み、「アパレル危機」の最中にあると言われるファッション業界は、新型コロナウイルスの影響でさらなる打撃を被っている。 「コロナ後」に訪れる新しい世界において、ファッショ...

SNSの3つの特徴は「バカの先験的条件」なのかもしれない

<生きている以上、バカの存在を避けて通ることはできない......という理由から生まれた『「バカ」の研究』。各界の論客が傾向や対策法を研究した本だが、例えば「SNSにおけるバカ」はどんな特徴を持つのか> 『「バカ」の研究』(ジャン=フランソワ・マルミオン 編、田中裕子 訳、亜紀書房)とは、ずいぶん攻撃的なタイトルである。そもそも、なぜバカを研究する必要があるのか? その意図について、自称「あなたの忠実なバカ」である編者は次のように述べている。 わたしたちはみな、毎日ほぼ例外なく、バカなことを見たり、...

トランプ「アメリカは北朝鮮と戦争の瀬戸際まで行った」

<ウッドワードの新著『怒り』では、トランプが自身の言葉で多くの秘密を暴露しているが、なかでもこれは核爆弾級だ> ドナルド・トランプ大統領との17回のインタビューをもとに新著を出版したジャーナリストのボブ・ウッドワードは、軍の最高司令官であるトランプは、一時は北朝鮮と戦争の瀬戸際まで行った、他の人には想像もつかないほどだと語ったという。 新著出版直前の9月13日夜にCBSニュースの『60ミニッツ(60 Minutes)』に出演したウッドワードは、新著『RAGE 怒り』(邦訳は12月22日発売予定)のた...

コロナ対策に成功した国と失敗した国を分けたもの──感染症専門家、國井修氏に聞く

<『人類VS感染症――新型コロナウイルス 世界はどう闘っているのか』を上梓した感染症対策の第一人者・國井修氏が、各国のコロナ対策を徹底検証。何をもって「成功」と言えるのか。日本は成功例と言えるのか?> 新型コロナウイルスの第二波が各国を侵食し始めるなか、第一波の対策から学べることは何だろうか。このほど、ジュネーブに本拠を置く国際機関で感染症対策を率いる國井修氏(「グローバルファンド〔世界エイズ・結核・マラリア対策基金〕」戦略投資効果局長)が、新著『人類VS感染症――新型コロナウイルス 世界はどう闘っ...

「コロナ後は接待する会社が伸びる」CDOの先駆者・長瀬次英が語る飲み会の重要性

<「直で話すことでしか人のつながりは生まれない」「接待費を削った会社は成長を止めてしまう危険性がある」と、日本ロレアルの「最高デジタル責任者」などを歴任した注目のマーケターは言う。その真意とは?> 日本ロレアル初のCDO(チーフ・デジタル・オフィサー)、インスタグラム初代日本事業責任者などを務め、デジタル時代のトップマーケターとして知られる長瀬次英氏。 2019年には独立し、新たなビジネスを始めると同時に、さまざまな企業・事業に参画し活躍を続けている。 新型コロナウイルスの感染拡大以前から、企業の飲...

「日本人にアルゴリズムは通用しない」元インスタグラム・長瀬次英が語る日本のSNS

<企業はSNS広告に大きな関心を寄せており、その流れはコロナ危機でさらに加速しそうだが、日本では注意が必要だ――。インスタグラムの初代日本事業責任者、日本ロレアルのCDOを歴任した注目のマーケターに聞く> デジタルテクノロジーの急速な進展と普及によって、ビジネスのみならず産業構造、社会の在り方までもが大きく変わりつつある。この流れはコロナ危機によってさらに加速していくだろう。 消費者に向けた広告も、マスメディアから個別にターゲティングできるデジタルメディアへと移行しつつある。 特にSNSは、日本の利...

「生きていること自体が噺家の仕事」──30年の落語家生活で柳家喬太郎が到達した円熟

<人気落語家が語る、いまを生きる落語家が観客に伝えられる落語の神髄とは> いま最もチケットが取れない人気落語家、柳家喬太郎――。落語家生活30周年を迎えてもなお演者として進化し続ける喬太郎の、多彩な表情を収録した写真集『喬太郎のいる場所 柳家喬太郎写真集』(橘蓮二著、CCCメディアハウス)が7月、発刊された。 著者の演芸写真家・橘蓮二による喬太郎へのインタビューの一部を今回、抜粋して掲載する。 *『喬太郎のいる場所 柳家喬太郎写真集』刊行記念<落語&トーク>(2020年8月31日までの期間限定公開)...

1件40円、すべて「自己責任」のメーター検針員をクビになった60歳男性

<どんな内容の仕事なのか意識したこともなかったが、この本を読んだ今は分かる。「検診が簡単」は「精神的に楽」と同義ではない> 世の中にはさまざまな仕事があるが、自分の日常には関わりの少ない職種については、当然のことながら意識する機会は少ない。例えば、『メーター検針員テゲテゲ日記――1件40円、本日250件、10年勤めてクビになりました』(川島徹・著、フォレスト出版)の主役である「メーター検針員」という仕事も、そのひとつかもしれない。 時々「こんにちは、メーターの検針です」と声をかけて作業をしていく方に...