「BTS」の記事一覧

BTSのジミンに憧れ整形手術18回、英国人は念願の韓国人になれたのか?

<イギリス出身のインフルエンサーが、人種を超える「トランスレイシャル」を目指す。批判も声も多いが......> 自分は今や韓国人であり、人種を超えた「トランスレイシャル」になった──イギリス出身のインフルエンサーであるオリ・ロンドンは6月末、整形手術を終えた病院のベッドからYouTubeやツイッターでこう宣言した。 男でも女でもない「ノンバイナリー」だというロンドンの憧れの人は、BTS(防弾少年団)のジミン。彼のようになりたいと願い2013年以降、整形手術を重ねてきた。フェースリフトやこめかみのリフ...

ルイ・ヴィトン×BTSが炎上した訳、ARMYたちを憤慨させた「メンバー外し」

<大人気グループをアンバサダーに迎えたルイ・ヴィトンだが、不可解な動画のせいでファンを敵に回すことに> 仏ファッションブランド、ルイ・ヴィトンのアンバサダーに韓国の人気グループBTS(防弾少年団)が就任したのは今年4月のこと。同ブランドのメンズアーティスティック・デレクターのバージル・アブローがコメントで述べたように、「ラグジュアリーとコンテンポラリーカルチャーの融合」だとして話題を集めた。 7月7日には2021年秋冬メンズ・コレクションの発売(16日)にあわせて、BTSを起用したスピンオフショーがYouTubeなどで公開された。 ソウル近郊にあるアート&カルチャースペース「富川アートバンカーB39」を舞台に、最新コレクションをまとったメンバーのRM、JIN(ジン)、SUGA(シュガ)、J-HOPE、JIMIN(ジミン)、V(ヴィ)、JUNG KOOK(ジョングク)がモデルたちとともに登場。10分程度の動画だが、これまでに430万回以上再生されている。 多くの人がショーを楽しんだわけだが、9日にルイ・ヴィトンの公式ツイッターに投稿された関連映像がちょっとした物議をかもした。 ショーの様子を抜粋して宣伝するもので、メンバーのアップが順番に写る場面がある。ところが、なぜかVだけ登場しない。 #LVMenFW21 Figurative notions. Presented in Seoul, @VirgilAbloh's #LVMenFW21 collection re-appropriates the normal through extreme elevation. Watch the show featuring @bts_bighit on Twitter or https://t.co/UzXIisHkEb#BTS #RM #Jin #SUGA #jhope #Jimin #V #JungKook pic.twitter.com/XWwVVy1FdD— Louis Vuitton (@LouisVuitton) July 8, 2021 当然、リプ欄にはARMY(BTSのファン)から怒りのコメント――「アンバサダーは7人なのに、この動画には6人しかいない。修正して、Vを加えてください」「こんな非プロ意識はハイエンドのラグジュアリーブランドにふさわしくない」「私たちARMYはとても悲しく、憤慨している」――が殺到した。 しかも7月9日は、ARMYの8回目の「誕生日」。BTSのファンの呼称がARMYに決まった特別な日だ。さらにシングル「Butter」が発売され、エド・シーランが参加した新曲「Permission to Dance」も公開された日だっただけに、喜びに水を差されたと感じた人もいただろう。 数時間後、ルイ・ヴィトン ジャパンの公式アカウントにも同じ動画が上がり、日本のARMYからも疑問を呈するコメントが多数寄せられた。実はルイ・ヴィトンの公式ツイッターの「Vはずし」は今回が初めてではない。5月にも同様のことが起きており、それがAMRYをさらに悲しくさせた。 今回の件には何らかの理由があるのか、単純なミスなのかをルイ・ヴィトン ジャパンの広報に確認したところ、フランス本社に問い合わせをしたうえで「本件に関しましては、弊社からのコメントはございません」とそっけない回答があった。 少なくともARMYたちの間で、ルイ・ヴィトンのイメージ低下は避けられないだろう。 ===== <なぜVだけを外すのか...ARMYの怒りを買ったルイ・ヴィトンの動画> #LVMenFW21比喩的概念──@VirgilAblohは2021秋冬メンズ・コレクションにおいて、ありふれたノーマルなものを究極の高みに昇華させ、再流用。@bts_bighitが初登場したショーのフル映像を https://t.co/gADlSwYKwH にて公開中。#BTS #RM #Jin #SUGA #jhope #Jimin #V #JungKook pic.twitter.com/IhzU6zGqRN— Louis Vuitton Japan (@LouisVuitton_JP) July 9, 2021

BLM支持のBTSを生んだ韓国で、反差別運動が盛り上がらない訳

<世界的なBLM運動に韓国人が連帯しないのはなぜか──その理由は、長い間直視できていない自国の差別の現実にある> この夏、世界中の人々が街頭でデモに加わり、アメリカのBLM(ブラック・ライブズ・マター=黒人の命は大事)運動に対する支持を表明したとき、私は1人の韓国人として、韓国でも連帯のデモが行われるものと思っていた。 なにしろ、韓国の民衆が大規模デモにより当時の朴槿恵(パク・クネ)大統領を退陣させたのは、わずか数年前のことだ。それに韓国は、Kポップの人気ボーイズグループ、BTS(防弾少年団)を生ん...

韓国の法律まで動かしたBTS

<最年長メンバーJINの兵役義務が近づいていた。義務に従う意思を伝えていたが、韓国文化への貢献より兵役のほうが国の利益になるのかと、ファンは疑問を口にしていた> 世界的な躍進を続けるKポップグループのBTS(防弾少年団)が、韓国の法律まで動かした。韓国の国会は12月1日、BTSの最年長メンバーが兵役に就くのを2年延長できる法案を可決した。 韓国では18~28歳の健康な男性は約20カ月間の兵役に就くことを義務付けられているが、最年長のJIN(ジン)が28歳になる日が迫り、BTSにとっての打撃が懸念され...

熱烈なBTSファンの娘に、親として言いたいこと

<日本在住の作家デイヴィッド・ピースが、娘のBTS愛は「異次元の愛」だと気付かされた理由。娘よ、愛する才能を失うことなかれ──。本誌「BTSが変えた世界」特集より> アンパンマン、スポンジ・ボブ、『オシャレ魔女♥ラブandベリー』、ジャクリーン・ウィルソンの児童文学、ワン・ダイレクションとメンバーのゼイン・マリク、ノルウェーのドラマ『スカム』、ティモシー・シャラメ、ファイブ・セカンズ・オブ・サマー(5SOS)......。 生まれてから20歳になるまでの私の娘の人生はさまざまな意味で、情熱の対象とい...

グラミー賞ノミネートの快挙! BTSメンバーと世界のファンの歓喜の声

<BTS初の英語歌詞シングル「Dynamite(ダイナマイト)」が、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門で米グラミー賞の候補に選ばれた。ようやく正当に評価されたことに、ネット上では祝福の投稿が広まった> (本誌12月1日号は「BTSが変えた世界」特集です) BTS(防弾少年団)が米グラミー賞にノミネートされるという歴史的快挙を成し遂げた。初の英語歌詞シングル「Dynamite(ダイナマイト)」が、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門で候補に選ばれたのだ。Kポップグループが...

グラミー賞ノミネートのBTSとその音楽がこんなにも愛される理由

<数々のKポップアイドルが全米本格進出を成し遂げられなかったなかで、なぜBTSはブレイクできたのか? BTSが新アルバム『BE』で描いたものとは? 本誌「BTSが変えた世界」特集より> 2020年、世界が新型コロナウイルスに襲われ、音楽業界は自粛に沈むなか、急成長を遂げたアーティストがBTSだ。 彼らは韓国にいながら『トゥナイト・ショー』や『MTVビデオ・ミュージック・アワーズ』など世界的なテレビ番組や授賞式に出演し、国連の会議でスピーチをし、6月に開催された生配信ライブでは100カ国以上の75万6...

韓国BTSの朝鮮戦争めぐる発言で中国ネット民が大炎上 「ARMY」が襲われるなど波紋広がる

<アメリカとの同盟関係を称えたBTSのメッセージに中国が横やり> K-POPアイドルといえば、韓国国内だけに留まらず、グローバルに活躍することで有名だ。しかし、その分、政治的な発言や行動には十分な注意が必要であり、影響力があるグループであればあるほど批判もされやすい。 今年、韓国人アーティストとして初めて米ビルボードチャートで1位を獲得したBTS防弾少年団は、2018年に続き、先月2度目の国連でスピーチを行うなど、世界を舞台に活躍するアイドルの代表となった。 そんなBTSだが、今回ある授賞式で行った...

ビルボード1位獲得のBTS──ダイナマイトな快進撃の舞台裏

<韓国人アーティストとして初の全米第1位は猛烈な努力と緻密な計算、そして小さな妥協の産物> イギリスのパイ・レコードの社長が、日本から1枚のシングルを持ち帰ったのは1962年のこと。東京で聴いた坂本九というアーティストの曲「上を向いて歩こう」が忘れられなかったからだ。 とはいえ、歌詞は全て日本語。「ウエヲムイテアルコウ」というタイトルの意味さえ分からない。そこで、パイの契約アーティストであるケニー・ボールのバンドに、ジャズ風にアレンジしてインストゥルメンタル曲として発表させることにした。タイトルは「...

ビルボードHOT100首位獲得したBTS、韓国政府は兵役免除させるのか

<アイドルが世界的な活躍をすると法律改正が議論されるのはなぜなのか──> 今年は、コロナの影響で多くのエンターテインメントが大きな打撃を受けた一方で、韓国発Kカルチャー躍進の年でもあった。映画『パラサイト 半地下の家族』の米国アカデミー賞4冠受賞をはじめ、ネットフリックスの配信をきっかけに『梨泰院クラス』や『愛の不時着』などの韓国ドラマの世界的ブーム。また、K-POPガールズグループBLACKPINKは、ヒット曲『DDU-DU DDU-DU』のミュージックビデオのYouTube再生回数が、昨年11月...