「EU」の記事一覧

日本人の親による「子供連れ去り」にEU激怒──厳しい対日決議はなぜ起きたか

<国際結婚と離婚の増加に伴って、日本の単独親権制度が問題に。子供に会えない悩みで自殺したフランス人男性もいる> 「まだ離婚していないのに、まだ親権を持っているのに、なぜ1年以上前から自分の子供に会えないのか」と、日本に住むあるフランス人男性が言う。2018年、長男の3歳の誕生日に彼が帰宅したら妻と2人の子供がいなくなっており、家はほぼ空っぽだった。「孫は突然連れ去られたが、日本の警察などが助けてくれないのはなぜか」と、男性の親も批判する。 2005年頃から欧米で問題になっているのが、「日本人の親によ...

米コロナ死亡率は欧州の17倍!トランプ発言は真っ赤な嘘

<トランプ政権はアメリカの新型コロナによる死亡者の割合は世界で最も低いと主張し続けているが> アメリカで新型コロナウイルスの大流行が開始して半年以上。人口調整後のデータによれば、これまでのアメリカにおけるCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の致死率は、欧州連合(EU)とカナダの17倍以上になる。 オックスフォード大学の研究者らが運営しているサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によれば、人口約3億2800万人のアメリカでは、新型コロナウイルスによる死者が、毎日100万人当たり平均約3人となっ...

ドル安で浮かび上がる「リスクオフ時の円高」

日本の連休中に円高が進んだ主因は円以外にある。米中対立激化や実質金利低下によるドル安がドライバーであり、コロナ基金創設による統合深化期待が背景のユーロ高もドル安を促した。ただ、外部要因とはいえ円高が進んだことで、リスクオフ時の円高という「残像」も浮かび上がってきた。外部要因と連動し、一段の円高が進む可能性もあるとみられている。 円高ではなくドル安 日本の連休中にまた円高が進み、ドル/円は4カ月ぶりとなる105円台半ばまで下落した。しかし、今回はドル指数が1年10カ月ぶりの安値に下落しており、連休中の...

コロナ復興基金めぐるEU首脳会議が紛糾 域内の南北対立の様相も

新型コロナウイルス禍で落ち込んだ経済の立て直しに向けた7500億ユーロ規模の復興基金案を巡って協議するため17日開幕した欧州連合(EU)首脳会議は、20日早朝まで議論を続けたが合意に至らず、同日1400GMT(日本時間午後11時)まで休会することとなった。 ミシェルEU大統領は、世界中で60万人以上が新型コロナにより命を落としたと指摘。前代未聞の危機を前に結束し、「不可能な使命」を成し遂げ合意するようEU首脳らに呼び掛けた。 大統領は3回連続となる夕食会の席上、「是非とも合意し、あすにはEUが不可能...

「死に体」のはずのメルケルが欧州のリーダーに返り咲き

<模範的なコロナ対策やEU理事会の議長国就任で来年退任予定のレームダック首相は注目の人に。メルケルとドイツは再びEUのリーダー役を引き受けた> 誰にだって、2度目のチャンスは与えられるべきだ。ドイツのアンゲラ・メルケル首相も例外ではない。 政権を率いて約15年、現任期が満了する来年に退任予定のメルケルは、やり残した仕事に取り組む覚悟のようだ。ドイツが7月1日、半年ごとの輪番制のEU理事会議長国に就任したおかげで、特に自国の気候変動対策強化やデジタル化、欧州の結束促進でチャンスを手にしている。 メルケ...

EU、レムデシビル確保に向け米ギリアドと交渉 

欧州連合(EU)欧州委員会は1日、米バイオ医薬品企業ギリアド・サイエンシズの新型コロナウイルス治療薬「レムデシビル」をEU27カ国向けに確保するため、ギリアドと交渉していることを明らかにした。 欧州委は、ギリアドが向こう3カ月で計画している生産能力のほぼすべてを米国が確保したと指摘。また今後数日内に、レムデシビルの欧州における使用が承認されるとの認識を示した。 欧州委報道官は「キリアキデス欧州委員(保健担当)はギリアドと、生産能力を含め、多様な協議を行った。また欧州委は同社と、EU加盟国向けにレムデ...

英国首相ジョンソン、「オーストラリア条件」でEU離脱の用意

英国のジョンソン首相は27日、欧州連合(EU)との間で将来の関係について合意できなければ、「オーストラリア条件」で移行期間を終える用意があるとの立場を示した。ポーランドのモラウィエツキ首相との電話会談で述べた。 オーストラリアとEUは、包括的な貿易協定を結んでいない。一部の品目については合意が結ばれているものの、双方の貿易の大半は世界貿易機関(WTO)ルールに基づいて行われている。 英国は今年1月31日にEUを離脱。英国がEUの単一市場と関税同盟に残る移行期間は12月31日に終了する予定で、それま...

EU、当面は米国からの渡航禁止継続 不十分なコロナ対策で

欧州連合(EU)諸国は7月から域外からの渡航制限を段階的に解除する予定だが、米国からの渡航禁止措置は当面維持する可能性がある。米紙ニューヨーク・タイムズが23日、渡航制限解除に向けた草案の内容を報じた。 米政府による新型コロナウイルス流行への対応が十分でないことが理由という。米国は新型コロナ感染者および死者数が世界最多となっているほか、経済再開に伴い新規感染者も増加しており、渡航制限解除に当たってはブラジルやロシアと同じ区分に分類されているという。 欧州委員会は今月、EU域外からの渡航を7月から段階...

EU、当面は米国からの渡航禁止継続 不十分なコロナ対策で

欧州連合(EU)諸国は7月から域外からの渡航制限を段階的に解除する予定だが、米国からの渡航禁止措置は当面維持する可能性がある。米紙ニューヨーク・タイムズが23日、渡航制限解除に向けた草案の内容を報じた。 米政府による新型コロナウイルス流行への対応が十分でないことが理由という。米国は新型コロナ感染者および死者数が世界最多となっているほか、経済再開に伴い新規感染者も増加しており、渡航制限解除に当たってはブラジルやロシアと同じ区分に分類されているという。 欧州委員会は今月、EU域外からの渡航を7月から段階...

ドイツ世論調査、コロナ追跡アプリ「利用しない」が半数近く 政府はダウンロードを要請

ドイツ政府は16日、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するため、コロナ感染者の追跡アプリをスマホにダウンロードするよう国民に要請した。欧州各国政府は追跡アプリ導入により、旅行の再開と安全な観光を目指している。 「COVID警告アプリ」は現在、アップルとアンドロイド搭載のスマホで入手可能となっている。ブルートゥース(無線通信)を使用し、人との密接な接触を測定。濃厚接触者が後にコロナ陽性と判明すれば、警告を出す仕組みだ。 シュパーン独保健相は「アプリはすべてを治すわけではなく、自由な通行許可でもない」と...