「WHO」の記事一覧

WHO「歯科定期検診は先送りを、エアロゾル感染めぐり研究必要」

世界保健機関(WHO)は11日、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が抑制されている地域で歯科医院が再開していることに伴い、空気中を漂う微粒子「エアロゾル」を介した新型コロナ感染から患者やスタッフを守る必要があるとの見解を示した。 WHOは、エアロゾル発生の可能性がある処置についてより多くの研究が必要と指摘。現時点で歯科医院の治療椅子から新型コロナに感染したというデータはないが、エアロゾルに関する研究対象には口内に風や水をかけるスリーウェイシリンジや歯の表面をきれいにする超音波洗浄装置、...

WHO、コロナワクチンへ高まる期待をけん制「正常化への道のり長い」

世界保健機関(WHO)は3日、新型コロナウイルスに対する完璧なワクチンという「特効薬」が開発されることは永久にない可能性があり、正常化への道のりは長いと述べた。一部の国は新型コロナ対策を改める必要があると指摘した。 ロイターの計算によると新型コロナの世界の感染件数は1814万人を超えている。死者数は68万8080人。新型コロナ感染のピークが過ぎたと捉えていた国の中には再び感染件数が増えているところもある。 WHOのテドロス事務局長と緊急事態対応の責任者マイク・ライアン氏は、マスクの着用やソーシャル・...

世界の新型コロナ感染者、24日に28.4万人増加し最多更新=WHO

世界保健機関(WHO)は24日、世界中で新型コロナウイルス感染者が前日から新たに28万4196人増加し、過去最多を更新したと明らかにした。 コロナ感染による死者数は新たに9753人増え、4月30日以降で最多となった。 地域別の新たな感染者数は、米国が6万9641人。ブラジルが6万7860人。インドが4万9310人。南アフリカが1万3104人。新たな死者数は、ペルーが3876人。ブラジルが1284人。米国が1074人。メキシコが790人。インドが740人。[ロイター]Copyright (C) 202...

「新型コロナのワクチン、年内の実用化は無理」WHO幹部が明言

世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を担当するライアン氏は22日、新型コロナウイルスワクチンについて、後期の臨床試験(治験)が始まるなど研究開発に進展が見られるものの、来年初頭までは実用化できないとの見方を示した。 ライアン氏は「人々がワクチンを受けられるようになるのは来年の初め以降になると考えるのが現実的だ」と指摘。WHOとしてワクチン候補へのアクセス拡大やワクチン生産への支援に取り組んでいるとし、「ワクチンは世界的な財であるため、貧富を問わず、誰にでも公正に提供される必要がある」と述べた。 [ロ...

中国より株を上げた「台湾マスク外交」──もはや捨て駒ではない

<台湾もマスク外交を展開、不良品をばらまいて信頼をなくす中国を尻目にソフトパワーを発揮している。果たしてその狙いとは? 本誌「台湾の力量」特集より> 新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)は基本的な医療用品の価値を変えた。マスク、綿棒、手袋、医療用ガウンなどPPE(個人用防護具)が世界的に不足し、多くの国々が輸出を規制する一方で、大量の緊急輸入に乗り出したからだ。おかげで、生産国は強力な交渉カードを手に入れることになった。 その代表格が台湾だ。医療用マスクの生産では世界のトップクラス、しか...

コンゴ西部でエボラ出血熱拡大 20人死亡、50人前後の感染確認=WHO

世界保健機関(WHO)によると、コンゴ民主共和国(旧ザイール)の西部でエボラ出血熱が拡大しており、これまでに約50人の感染が確認されている。 WHOで緊急事態対応を統括するマイケル・ライアン氏は、6月1日に当局が感染拡大を発表して以来、コンゴ民主共和国のエカトゥール州で48人の感染が確認されているほか、3人の疑い例が見つかり、20人が死亡していると述べた。 同氏は記者会見で、「まだ感染は拡大途上にあり、依然大きな懸念要因といえる」と指摘。同州にはコンゴ川の一部が含まれており、ここはコミュニティー同士...

孤軍奮闘する台湾を今こそ支援せよ

<中国の圧力により、コロナ対策で有益な教訓を持つ台湾がWHOに参加できずにいる事実は、世界に損失をもたらした。アメリカは台湾の国際社会への参加を後押しし、軍事や通商関係も一層強化すべきだ。本誌「台湾の力量」特集より> WHO(世界保健機関)とテドロス・アダノム事務局長は、新型コロナウイルス危機が始まって以来、このウイルスに関する中国政府のプロパガンダを受け入れ、拡散させてきた。そして、5月にテレビ会議形式で開催されたWHO総会でも、ある贈り物を中国共産党政権に送った。この総会に台湾がオブザーバーとし...

アフリカで進行する「静かな感染拡大」 深刻な新型コロナのデータ不足

タンザニアのジョン・マグフリ大統領は4月中旬、新型コロナウイルスから国が守られるよう、全国的に3日間の祈りを捧げることを呼びかけた。だが1カ月も経たないうちに、大統領は新型コロナに対する勝利を宣言し、東アフリカに位置する自国への観光再開を呼びかけた。 世界保健機構(WHO)は、5500万の人口を擁するタンザニアは東アフリカ地域でも最も医療システムが脆弱な国の1つで、国内でのウイルスまん延についてはほとんど情報がないと警告していた。 信頼できるデータの不足はアフリカ諸国の多くに共通する問題だ。国によっ...

WHO、新型コロナの「エアロゾル」感染を認める 医療施設、飲食店、スポーツジムなどで可能性

世界保健機関(WHO)は9日、新型コロナウイルス感染について新たなガイドラインを示し、空気中を漂う微粒子「エアロゾル」を介した感染に関する報告を一部認めた。ただ、空気感染の可能性を確認するまでには至らなかった。 最新のガイドラインでは、人が密集している屋内での感染を巡る報告を踏まえると、新型ウイルスが飛沫感染に加え、エアロゾルを介して感染する可能性も示されていると指摘。医療施設のほか、合唱団の練習や飲食店、スポーツジムなどでのエアロゾル感染があり得るとした。 ただ、エアロゾルが感染に果たす役割につい...

やはり空気感染はあった? だとすれば対策の強化が必要

<世界各国の科学者が連名で、新型コロナウイルスの空気感染を認めるようWHOに要求。空気感染を想定しない今の対策では深刻な結果を招く可能性があるからだ> 書簡に署名した科学者たちは、国際機関や各国政府の公衆衛生当局が新型コロナウイルスの感染を避ける方法として、手洗い、社会的距離の維持、咳やくしゃみの飛沫を避けることに主眼を置いていることに批判的だ。 WHOを含む「ほとんどの」公衆衛生機関は、特殊な医療の現場以外では空気感染の恐れはないとしてきた。 だがそういう認識では、ウイルスを含む微小な粒子によって...