「フランス」の記事一覧

罰金は5万ドル、飲食店の「衛生パス」導入で美食の国フランスが終わる?

<フランス政府の厳しいコロナ規制に振り回される飲食店。今度は「衛生パス」の提示が義務付けられる可能性> 飲食店を利用する場合、客はワクチン接種証明、陰性証明、治癒証明のいずれかを提示する義務があり、違反した飲食店は5万3250ドル相当の罰金が科される可能性がある──。フランス政府は、こうした内容の法律の可決を目指しているという。AP通信が報じた。 実際にこの法律が施行されれば、パンデミック中の経済的な損失で苦境に立たされてきた小規模ビジネスは、決定的な打撃を被ることになるだろう。 カフェ「ママ・キン...

ツール・ド・フランスで数十人の転倒事故、観客が逮捕されるも「訴えを取り下げ」

6月26日、フランス北西部で行われた自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」で、観客の女性が道路に突き出して掲げていたプラカードに、選手が衝突し転倒した。 後続選手も続々と落車し、数十人もの選手に影響。多数が負傷した。 原因を作った女性が逮捕され、世間から集中砲火を浴びた。検察当局によれば、女性は「恥ずかしい気持ちと、自分の行為がもたらした結果への恐怖」を表明し、メディアの注目にも不安を述べていたという。 その後、大会主催者は「事態を沈静化させるため」に女性への訴えを取り下げた。 ===== プラ...

使用済みの食用油で7時間フライトに成功 エールフランス「信頼性に影響なし」

<仏航空大手エールフランスが「持続可能な航空燃料(SAF)」として、使用済み食用油を使ったエコ飛行を実施> 航空大手エールフランスKLM機が5月18日、使用済み食用油から製造したバイオ燃料でカナダへの7時間のフライトを行った。同社によると仏エネルギー大手トタルや航空機エアバス、空港運営会社ADPグループと協力し「フランス産の持続可能な航空燃料(SAF)を使った初の長距離飛行」を達成したという。 フライトには、トタルが国内工場で製造したSAFを16%混合した燃料が使われた。 「航空輸送の脱炭素化と、フ...

ドイツとフランスで、ワクチンの代わりに生理食塩水を注射して問題に

<ドイツとフランスで、新型コロナウイルスワクチンの代わりに、生理食塩液を注射し、ワクチンへの疑心暗鬼を生じさせるなど問題を引き起こしている...... > ドイツとフランスで、新型コロナウイルスワクチンの代わりに生理食塩液を注射する事態が相次いで起こった。 中身のこぼれた瓶に生理食塩液を入れてごまかした 4月21日、ドイツ北部ニーダーザクセン州のフリースラントでは、看護婦の一人が6人のワクチン接種希望者に生理食塩液を注射した。シリンジの準備中に、この看護婦はファイザーワクチンのバイアル(瓶)を落とし...

大火災の悲劇から2年、ノートルダム大聖堂の今

850年の歴史を持つパリのノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生してから、4月15日で2年。崩壊の危機にあった建物は保全作業が大詰めを迎えており、今後は焼け落ちた尖塔や屋根の復元工事が始まる見込みだ。 マクロン大統領は現地を視察し、パリ五輪が開催される2024年に合わせて一般公開できるよう工事を急ぐ考えを表明した。...

日本だけじゃない…「デジタル後進国」のお粗末過ぎるコロナ対策

中国が新型コロナウイルスを完全に抑え込めているのは、「デジタル監視国家」だからなのか。だとすれば、日本はそこから何を学べるのか――。 その疑問に答え、示唆を得るべくデータ共産主義の「正体」に迫ったのが、4月13日発売の「日本を置き去りにする デジタル先進国」特集(2021年4月20日号)。 だが中国に限らず、このコロナ禍は世界各地で国レベルの「デジタル力」を問う試金石となっている。 日本がデジタル化に遅れていることは言わずもがなだが、ほかには例えば、どこが「デジタル後進国」なのか。 接触確認や感染経...

アストラゼネカ社ワクチン推奨年齢枠を「65歳以下」から「55歳以上」と大きく方針転換:フランス

<3月19日、フランスでは15日から中断していたアストラゼネカ社のワクチン接種を再開したが、これまで65歳以下とされてきた接種対象年齢を、55歳以上と大きく方針を転換した...... > アストラゼネカ社ワクチンの一時中断と再開 3月11日のデンマークを皮切りに、欧州では少なくとも12か国がアストラゼネカ社のワクチン接種を一時的に中断した。ノルウェーなどで血栓の副反応が疑われる例が出たことが理由だ。これと並行して、オーストリア、エストニア、リトアニア、ラトビア、ルクセンブルクでは、副反応が疑われる同...

「顔撮影・拡散は禁止」警察守る法案に、パリ市民は断固NO

フランス与党が提出した警察権限を強化する法案に対して、パリの国会議事堂前で3月16日、人々が抗議の声を上げた。 監視カメラやドローンの使用によって捜査能力が増強される一方で、市民が警察官の顔を撮影して拡散することは制限される。 成立すれば警察による暴力を告発しにくくなるとの不安から、昨年末以来、デモが激化。人々の怒りは静まらず、今も各地で抗議行動が広がっている。 ===== 思い思いのプラカード、シュプレヒコール、発煙筒で猛抗議するパリ市民(3月16日) Ruptly-YouTube...

あのパリ教師斬首事件は、13歳女子生徒の嘘が発端だった

<女子生徒が親についた嘘が、パリを震撼させる悲劇の連鎖に発展> フランスのパリ近郊で昨年10月、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を授業中に見せた教師サミュエル・パティが首を切断され、殺害された。この衝撃的事件の発端は、13歳の女子生徒の嘘だった。 問題の授業について、女子生徒は父親にこう語った──風刺画を見せるのでイスラム教徒の生徒は教室を出るようパティが言った。でも私は逆らい、2日間の出席停止を食らった。これに父親が怒り、「パティはイスラム嫌悪」とする動画をインターネットに投稿。動画を見たアブ...

大麻に厳しい国・フランスで、大麻成分入りのワインが誕生した訳

<フランスは欧州の中でも、大麻の取り扱いに厳しい国だ。そのフランスのボルドーで、大麻の成分のひとつであるカンナビジオール(CBD)入りワインが初めて生まれた理由とは...... > フランスのボルドーで、大麻の成分のひとつであるカンナビジオール(CBD)入りワインが初めて生まれた。その背景から、フランスのワイン事情と大麻事情を紹介する。 ワイン離れが進む世代へのアプローチ Burdi Wと名付けられたこのドリンクは、プティヴェルドと呼ばれる単一品種のブドウで生産された地元のワインにCBDを250mg...