「人種問題」の記事一覧

バイデンもケノーシャ銃撃事件の現地訪問 被害者黒人男性と会話

11月米大統領選の民主党候補、ジョー・バイデン前副大統領は3日、警官による黒人男性の銃撃事件があった中西部ウィスコンシン州のケノーシャを訪れ、銃撃された男性の家族と面会したほか、男性とも電話で会話した。 ケノーシャでは8月、白人警官が黒人男性ジェイコブ・ブレークさんを銃撃した事件が起きて抗議デモが広がり、一部が暴徒化した。トランプ米大統領も今月1日、同地を訪問している。 トランプ氏はケノーシャを訪れた際、人種間の融和を積極的に促す姿勢は見せずに「法と秩序」を強調し、自らを支持する白人層に大統領選に向...

米SNSでケノーシャのデモ殺傷事件17歳実行犯を「愛国者」 称賛の投稿広くシェア

激しいデモが繰り広げられた米ウィスコンシン州ケノーシャで17歳のカイル・リッテンハウス被告がデモ参加者を銃撃した事件を巡り、ソーシャルメディアでは同被告を称賛する投稿が2日時点で数多くシェアされている。 フェイスブックとツイッターは1週間前にこのような投稿はポリシー違反だとして、削除する考えを示した。 リッテンハウス被告はデモ3日目の夜にデモ参加者3人にライフル銃を発砲し、そのうち2人が死亡した。被告は成人として、2件の第1級殺人と1件の殺人未遂の容疑で訴追されており、弁護士は正当防衛を主張するとし...

今度はロサンゼルスで保安官代理が黒人男性射殺 デモ隊は独立調査要求

米カリフォルニア州ロサンゼルスの2人の郡保安官代理が、自転車に乗っていた際に「車両条例」違反容疑で呼び止められた黒人男性を射殺した。この男性が保安官代理を殴り、地面にピストルを落としたことを受け、15─20発発砲したという。当局が1日、明らかにした。 ロサンゼルス郡保安官事務所報道官によると、黒人男性はDijon Kizzee氏(29)と確認された。同氏は握っていた半自動式拳銃を保安官代理の顔を殴った際に衣服から落としたようだという。 報道官は、同氏が「拳銃を拾おうとする動作」をしたため、2人の保安...

トランプ、ウィスコンシン州銃撃事件の現地訪問 人種間融和より自らの政治をアピール

トランプ米大統領は1日、警官による黒人男性銃撃事件が起きたウィスコンシン州ケノーシャを訪れた。人種間の融和を積極的に促す姿勢は見せずに「法と秩序」を強調し、自らを支持する白人層に大統領選に向けた政治的なアピールを行った。各方面から訪問見送りを要請する声が上がっていたが、現地入りを強行した。 トランプ氏は、銃撃されて下半身まひ状態となったジェイコブ・ブレークさんやブレークさんの家族とは面会しなかった。 一方で、抗議デモ参加者の一部が暴徒化して略奪などが起きたケノーシャの再建と、ウィスコンシン州に対する...

トランプ、黒人差別デモに発砲した白人少年は「正当防衛」

<あの少年は「撃たなければ殺されていたかもしれない」と、トランプが自分の支持者をかばって人種差別を容認するうち、ポートランドではまた新たな死者が> 米大統領ドナルド・トランプは、8月25日にウィスコンシン州ケノーシャで行われていた抗議デモ中に発砲し、2人を殺害した罪に問われている17歳の少年について、正当防衛だったのではないかと示唆した。 「あれは興味深い状況だった。少年は逃げようとしていたが、転んでしまい、周囲にいた人間から激しい暴力をふるわれたように見える」。トランプは8月31日に行われたブリー...

17歳白人少年がデモ隊に発砲、「ウィスコンシンの悲劇」で揺らぐアメリカ建国理念

米ウィスコンシン州がBLM(ブラック・ライブズ・マター=黒人の命は大事)運動で炎上している。 8月23日、同州ケノーシャで黒人男性が警官に背後から複数回撃たれる事件が発生し、抗議デモが。デモ隊に向けて17歳の白人少年が発砲し2人の死者を出すなど騒然とした状況が続いており、略奪や放火も横行した。 24日夜には同州保護観察局の建物も燃やされるなど(写真)、アメリカの建国の理念は今、大きく揺れている。 <2020年9月8日号掲載> 【関連記事】米ウィスコンシン州のデモ隊銃撃でトランプが米軍を召集 【関連記...

米ポートランド、抗議デモ激化で1人死亡 市長は暴力放棄を呼びかけ

人種差別への抗議運動が続く米西部オレゴン州ポートランドのウィーラー市長は30日、抗議運動の参加者が死亡したことを巡り、ソーシャルメディア上で報復を求める投稿が相次いでいることについて、これに応じないよう呼びかけた。市当局はデモ参加者の暴徒化に警戒を強めている。 ポートランドでは29日、人種差別抗議運動「Black Lives Matter(黒人の命は大切)」のデモ参加者とトランプ大統領の支持者らが衝突し、1人が撃たれて死亡した。 同市長によると、ツイッターで、ポートランドに来て報復行動に及ぶ計画を投...

ワシントンDCで人種差別撤廃求める大規模集会 キング牧師の演説「私には夢がある」を記念

米国の首都ワシントンで28日、1963年のこの日に米公民権運動の指導者、マーティン・ルーサー・キング牧師が行った演説「私には夢がある」を記念する大規模集会が開かれ、集まった数千人の人々が人種差別と警察による暴力の撤廃を訴えた。 キング牧師は自由を求めて行ったワシントンの行進で、「いつの日か、自分の子どもたちが肌の色でなく、人格によって評価される国に住むという夢がある」と演説。人種差別を巡る抗議活動が全国的に広がる中で開かれた今年の集会では、11月の大統領選挙における投票の重要性のほか、行動主義と黒人...

米ミネアポリスが緊急事態宣言、州兵を投入へ 黒人の殺人容疑者死亡で抗議活動

米中西部ミネソタ州のウォルツ知事は、殺人容疑の黒人の死亡をきっかけに26日夜に暴力的な抗議活動が発生したことを受け、ミネアポリス市に緊急事態宣言を発令した。同知事は州兵が現地に投入されると語った。 一方、ミネアポリス市のフレイ市長は、大規模な企業の略奪、財産の破壊、混乱が起きたとして、夜間外出禁止令を出した。また、当局は黒人容疑者の死亡に関連して誤った情報が拡散していると指摘。警察は容疑者が自身を銃で撃ったとしている。 同市では5月、白人警官の暴行のため黒人男性ジョージ・フロイドさんが死亡。この事件...

米ウィスコンシン州のデモ隊銃撃でトランプが米軍を召集

<知事が非暴力を訴えても騒乱はやまず、ついに自警団がデモ参加者に発砲して死なせる事態に> ドナルド・トランプ米大統領は8月26日、ウィスコンシン州ケノーシャに連邦軍を派遣する用意があるとツイートした。ケノーシャでは警官が黒人男性に発砲した事件をきっかけに、毎晩抗議デモが行われている上、25日深夜から26日未明にかけてはデモ参加者を狙った銃撃事件が発生し、2人が死亡した。撃ったのは、「自警団」と称する武装した住民だ。 BREAKING: RIOTER HAS BEEN SHOT IN THE HEAD...