「宇宙」の記事一覧

米宇宙船クルードラゴン、ISSにドッキング成功

米フロリダ州から打ち上げられた米宇宙ベンチャー「スペースX」開発の宇宙船「クルー・ドラゴン」は31日、国際宇宙ステーション(ISS)へのドッキングに成功した。米国の宇宙船によるISSへの有人輸送は2011年以来、9年ぶり。 同宇宙船にはNASA(米航空宇宙局)のボブ・ベンケン、ダグ・ハーレー両飛行士が搭乗。予定通り東部時間午後1時25分(日本時間6月1日午前2時25分)にISSに入り、滞在中の飛行士に握手やハグで迎え入れられた。 ハーレー飛行士は「米国の有人飛行が再開できたのは素晴らしい。この偉大な...

米、9年ぶり有人宇宙飛行 初の民間船をISSへ

米宇宙ベンチャー「スペースX」は30日、NASA(米航空宇宙局)の飛行士2人を乗せた宇宙船「クルー・ドラゴン」の打ち上げに成功した。米国で有人宇宙船を打ち上げるのは9年ぶり。民間企業が開発したものとしては世界初となる。 30日午後にフロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられたクルー・ドラゴンは、「ファルコン9」ロケットから切り離され、無事に予定の軌道に投入された。19時間かけて国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう。 搭乗したダグラス・ハーレー飛行士は打ち上げ直前、「スペースX、さあ行こう。こ...

宇宙飛行士が語る新型コロナ時代を生きるヒント

<ハッブル宇宙望遠鏡の修理にも携わった元飛行士が、宇宙で考えた孤独と絆と健康の意味> ハッブル宇宙望遠鏡は息をのむほど美しい天文画像を次々と地上へと届け、私たちの宇宙の認識に革命をもたらした。1990年4月24日の打ち上げから30周年を迎え、スペースシャトル「コロンビア」と「アトランティス」で2002年と09年にハッブルの修理に携わった元NASA宇宙飛行士のマイク・マッシミーノに、本誌アリストス・ジョージャウが話を聞いた。 ◇ ◇ ◇ ――宇宙飛行士の目から見て、ハッブル宇宙望遠鏡の重要性はどこにあ...

約50年にわたる月探査の集大成:月の統合地質図が初めて作成される

<アメリカ地質調査所(USGS)は、NASAやアメリカ月惑星研究所(LPI)との恊働で作成した世界初の「月の統合地質図」を発表した......> アメリカ地質調査所(USGS)は、2020年4月20日、アメリカ航空宇宙局(NASA)やアメリカ月惑星研究所(LPI)との恊働で作成した世界初の「月の統合地質図」を発表した。オンラインで公開されており、無料でダウンロードできる。 「アポロ計画」以来、約50年にわたる月探査や研究活動の集大成 この地質図は、1961年から1972年までのNASAの「アポロ計画...

「火星探査」で学んだ隔離生活を楽しむ9つのコツ

<新型コロナ対策にも応用可能──「火星」に住む実験に参加して分かった閉じ籠もり生活の不安と不満の解消法> 2013年、私は荷造りをしてハワイの活火山マウナロアにあるドーム型施設に入った。NASAが支援する模擬火星探査ミッション「HISEAS」に参加するためだ。溶岩原に囲まれた火星そっくりの環境で4カ月間、6人の「クルー」が隔離生活を体験。物理的、心理的、社会的影響を調べて将来の火星探査に役立てようというわけだ。 家族や友人と離れ、交信にも時間がかかる。食事も新鮮な果物や野菜はなく、保存の利く食品だけ...